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評価されるSOPの書き方のコツ その6 : 難解な表現は使わない

エッセイで英語力を示すため、難しい表現や詩的な表現を使いたいと考える人もいるかもしれません。

しかし、エッセイにおいて難しい表現をあえて使うことは、メリットよりもデメリットの方がいいです。なぜなら、ネイティブではない日本人が難しい表現を使うのは不自然ですし、間違った使い方をする可能性があります。

そのため、エッセイをよいものにするためには、できる限り複雑な文章は使わない方がいいでしょう。凝った表現ではなく、わかりやすい表現を意識して書いてください。

1. エッセイは英語のテストではない

エッセイは英語のテストではないため、エッセイでどれほど難しい表現を使っていても評価されることはありません。

むしろ、分かりにくい表現を使った場合には本来意図していた意味で取られないことがあり、それによってわかりにくいエッセイになってしまいます。

エッセイはあくまでも、内容の充実度で決まっています。エッセイを通じて自分がどのような人物であるのかをしっかりと伝えることを重視しましょう。

1.1 エッセイの表現はTOEFLのWritingと同じように書けばいい

エッセイに関しては、TOEFLのWritingと同じように資料を見なくても書けるくらいの文章を書けば十分です。もちろん、I think,やI want to doのような簡単な表現ばかりでは問題です。

しかし、伝えたいことがはっきりとわかるようにし、同じ構造の文章にならないようにしておけば全く問題はありません。

無理なく、自信を持って書ける範囲の英文でエッセイを仕上げてください。

1.2 ネイティブに少し幼い表現と言われたけれど、大丈夫だった

僕は知り合いにアメリカ人がいたので、その人にエッセイの添削をお願いしました。すると、様々な点を指摘してもらったあとに、少し表現が拙いと言われてしまいました。

結果として、どのように直していいのかわからず、そのまま提出しましたが、それでも合格することができました。このことから、表現が拙くても伝えたいことがはっきりと伝わり、内容が充実していれば十分合格することは可能です。

無理をして難しい表現を使うより、無難な表現を使ってないようでしっかりと勝負していきましょう。

2. エッセイは他のサンプルを参考にしながら書くとよい

エッセイでは自分にしか書けないような表現を考えるのではなく、内容で表現するのが一番です。そのため、英語で悩まないためにもエッセイのサンプルから英語表現を真似した方がいいでしょう。

サンプルから英語表現を取り入れることで、内容は自分のことをしっかりと表現していて、英語表現もしっかりとしている文章が出来上がります。

特にエッセイや推薦状は書く内容がある程度決まっているので、サンプルをいくつか見れば十分自分のエッセイに使えそうな表現が見つかるはずです。

2.1 サンプルを見るならこちらの本がオススメ

エッセイを書く際に参考にするならこちらの本を見ることがオススメです。

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こちらの本は大学院留学について詳しく書いてありますが、それと同時にエッセイの書き方のサンプルがあります。僕もこちらのエッセイのサンプルを参考にしながらエッセイを書きました。

何を参考にしたらいいのか迷っている人はぜひこちらの本を隣に置きながらエッセイを書いてみてください。

2.2 たくさんのサンプルを確認するならこの本

また多くのサンプルを見て、他の合格者がどのようなエッセイを書いているのかを知りたいのならこちらの本がオススメです。

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こちらの本は大学に出願しているエッセイなので、大学院とは少し書く内容が異なりますが、たくさんのサンプルがあり、その中からたくさんの表現を引用することができます。

またエッセイの文字数なども参考になるため、いろいろなサンプルを見てみることが重要です。こちらの本でいろいろな表現を吸収してください。

3. 最後に

今回の記事では、エッセイにおいて難解な表現を使う必要がないことを確認していきました。エッセイで重要なのは伝えたいことをわかりやすく伝えることなので、表現にこだわらず自分の慣れ親しんだ表現を使いましょう。

またたくさんのサンプルから使えそうな英文を引用することで、効果的なエッセイを作成することができます。今回紹介した2冊の本はとても参考になるので、ぜひ参考にしてください。

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