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将来の自分のキャリアを描くエッセイの「未来」段落の書き方

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エッセイには大きく3つのパートがあります。

  • 過去
  • 現在
  • 未来

詳しくはこちらの記事で紹介しているので、そちらも参考にしてください。

海外大学院に提出するエッセイは過去・現在・未来の三段階で表現する icon-external-link 

自分の将来像を描く未来のパート

最後の段落では、入学後や卒業後のビジョンについて語ります。

入学したらどのようなことがしたいのかをできる限り詳しく説明します。

ここでは大学についての下調べで得た情報を元に、どうしてその大学を志望したのかなどの志望理由も詳しく書きます。

できる限り詳しい大学の情報を載せることで、本気で大学を志望していることも伝わりますし、深い志望理由にもつながります。

この段落を充実させるためにもしっかりとした下調べを行いましょう。

「未来」の段落で載せておくべき情報

ここで載せておくべき情報は以下の三つです。

  • 大学の特徴
  • 研究室
  • 将来のキャリア

大学の特徴

ここでは事前に調べた大学の情報を詳しく書いていき、自分の志望理由につなげましょう。

例えばEPFLでは多くの学生がスイス以外の国から来ていて、国際色が非常に豊かです。

様々な国の人、様々なバックグラウンドを持った学生同士で交流を持つことで、自分の視野を広げることができると考えたためこのEPFLを志望しました。

そのように大学の特徴と志望理由を絡めて話をしていきましょう。

強い研究分野

興味がある分野では世界最高の設備環境が整っていて、自分の行いたい研究を続けるには最高の環境であることを熱弁しましょう。

この辺りは目的の研究室について述べてもいいですし、学科の中での最近の大きな業績について触れてもいいでしょう。

大学を選んだ理由

また自分の今までの話などを絡めて、大学の特徴と自分の志望理由の関連性を持たせましょう。

特に大学側にとっても自分を入学させることでどのようなメリットがあるのかについても説明することで、自分を効果的にアピールすることもできます。

研究室

ここでは志望している研究室の内容について詳しく書いていきます。

僕は実際に志望している研究室のボスの名前を出し、そこでどのような研究をしていきたいのかについてもかなり詳しく書いていきました。

ここの内容がどれくらい詳しく書けるのかは下調べによるので、しっかりと下調べをしてエッセイに向けた準備をしていきましょう。

目的の研究室について

まずは目的の研究室について詳しく書いていきましょう。

その研究室がどのような研究をしていて、今どのような課題に取り組んでいるのかを説明していきます。

そして今までの自分の興味と照らし合わせて、その研究室に配属されることで興味がある研究ができることをしっかりと説得しましょう。

研究したい内容

研究内容について詳しくなったら、研究室に配属されたらしてみたいことを提案していきましょう。

もちろん見当外れである可能性もありますが、精一杯研究室の内容について理解し、自分の知識も総動員して、新しい研究や問題点の解決方法を提案してみましょう。

新しい課題や問題点を見つけるのは非常に難しいですので、丁寧に論文を読んでいく必要があります。

しかし提案をすることで、自分は大学に入学した後のビジョンもしっかりとあることをアピールでき、将来の姿も想像することができます。

将来のキャリア

そして最後に卒業後にどのようなキャリアを進んでいきたいのかを詳しく書いていきます。

この時点では必ずしも明確ではないですが、現段階で考えている進路について詳しく書いていきます。

特に博士課程に進学したいのか、修士過程で得た知識を活かして別の仕事をしたいのか、など卒業後にしたいと考えていることについて書いていきます。

そして最終的に行なっていきたい研究やその研究のゴールなどについて提案すると良いでしょう。

最後に

今回の記事は、「未来」で語るべき3つの内容について整理しました。

  • 大学の特徴
  • 研究室
  • 将来のキャリア

こちらの「未来」の段落では将来のことを詳しく書いていくので、少し内容的には曖昧になってしまいます。

しかし今までの「過去」「現在」の段落で記述した行動や根拠を元に話すことで真実味のある内容にしていくことができます。

過去・現在・未来と一貫した話を作り上げることで、読んだ人が納得できるようなエッセイを書き上げましょう。

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