こちらの記事で大学院留学においてGPAが大切であることを書きました。
大学院留学を決意したけれども、GPAをあげるためには何をしたらいいのかわからない人も多いと思います。
ここでは大学で効率よく、良い成績を取るための勉強法について詳しく書いていきます。
GPAを上げるための「大学では大学の勉強法」
受験勉強のときにはあれほど勉強したのに勉強が嫌いになってしまった一番の理由は、大学での勉強方法がわからなかったからです。
大学では授業を行う先生によって授業内容がある程度変えられてしまいますし、参考書も役に立ちません。
大学では高校とは違った方法で勉強をしていくことで、GPAを効率よくあげることができます。
ここでは僕の大学生活の中で効果的だと思うやり方を紹介していきたいと思います。
大学の授業をしっかりと聞く
当たり前のことですが、まずはきちんと授業に出ましょう。高校の時と違い大学には指導要領というものが存在しません。
つまり、国から定められている学習範囲がないので各大学学科が設定したカリキュラムに沿って授業が行われます。
高校までは市販の参考書や問題集が多く売られていますが、大学の授業を全て網羅した参考書などはほとんどありません。(先生が独自に授業内容を定めているため)
そのため、授業にしっかりと出席し、授業内容を理解することで、期末試験で良い点を取ることができます。
一般の参考書では無駄が多い
先生が参考文献や参考図書を進める場合もあるかもしれませんが、大学で良い成績を取るという目標を達成するのであれば、これらを読むことはあまりオススメしません。
というのも、参考文献はその分野の内容を幅広く網羅していることが多く、授業で扱った一部の授業内容を理解するには関係のない部分があまりに多いからです。
もちろん興味がある分野はぜひ参考文献を読んで知識を広げてほしいのですが、大学院留学のためにGPAを上げたいのであれば、効率的ではありません。
繰り返しにはなりますが、テスト範囲は授業で行われた範囲からしか出題されません。
そのため授業に出席し、ノートを取ることで、授業内容とテスト範囲を同時に確認することができるので、必ず授業出席→ノートで復習という学習サイクルを守るようにしましょう。
授業ノートを中心に勉強する
テスト直前期になったら、授業で使った授業ノートを中心に勉強するようにしましょう。
そのなかで理解できないことがあれば、関連図書を見てみたり先生に質問して疑問を解消しておきます。
それ以外のことを真面目にやっていても将来何かしらの役には立つかもしれませんが、成績に関しては効果が薄いです。
また授業中に先生がテストについて言及する時もあるし、授業を聞いていればテストに出そうな箇所というのはなんとなくわかるものです。
大学生は、サークル活動やアルバイトなど課外活動も忙しいと思いますがなるべく授業には出るようにしましょう。
授業に止むを得ず出席できなかったときは友達にノートのコピーをお願いするようにしましょう。
テスト勉強は1ヶ月半前から
大学では複数の科目を同時に受講しているので、テスト直前に一つの科目に絞って勉強することができません。
そのため、事前にしっかりと学習計画を立てて、テスト対策をしていくことが重要になります。
普段から継続的に勉強するのはもちろんのことですが、本格的なテスト勉強を始めるのは1ヶ月半くらい前からがいいでしょう。
ノートを見直してわからないものはないか、授業中に出された問題演習を自力で解けるかなどを確認していきます。
授業に出席できず、一部の授業ノートがない場合でも1ヶ月半前までには友達に頼んでコピーを取らせてもらうようにしましょう。
テストの過去問は先人たちの遺産
講義によっては過去問がインターネット上に上がっていたり、先輩からもらったりできると思います。
もし同じ講義の過去問が手元にあるのならば、ノートを一通り勉強したあと、テストを実際にやってみましょう。
過去問の解答を作成してみる
過去問を運良く入手できたとしても、試験の解答がないのが一般的だと思うので、ノートを見ながらテストの模範解答を作成しましょう。
この作業自体も大変勉強になり、授業のポイントが理解できるようになります。
また大学では同じ問題が何度も出ることが多く、同じ問題が出たときに完答できるだけで十分クラスの上位に入ることができます。
いろいろなものに手を出すのではなく、過去問と同じ問題を完答できるようにしっかりと対策をしておきましょう。
もう一度ノートを見直す
過去問を一度解いてみたあとにもう一度、ノートを見直してみると講義のポイントが全てはっきりしているので、効率よく復習することができます。
過去問を解いているときは答えのみに注目して解いていますが、その後ノートをもう一度見直すことで講義の流れの中での解答のポイントを理解することができます。
先ほど書いたように、大学では同じような問題が繰り返し出題されることが多々ありますが、新しい問題が出る可能性も大いにあります。
そのような新出の問題が出てきたときにしっかりと解答できるよう、ノートを見ながら全体の講義をおさらいしておきましょう。
GPAを上げるには、テスト評価の単位がオススメ
授業の評価の仕方はテストとレポートの2種類です。
テスト対策に対しては、上記のように対策すればいい成績は取れると思いますが、レポート評価の講義で良い成績を取るのはコツが必要です。
レポートはテストのように知識を詰め込んで、テストで解答すればいいですが、レポートで良い成績を修めようとするとレポート作成に多くの時間を割く必要があります。
僕の感覚としてレポート評価の講義は単位は取りやすいのですが、レポートだと差がつきにくく、良い成績が取りづらい印象があります。
そのため、海外の大学院へ進学するためにGPAを上げたいと考えているのであれば、レポートによって評価される授業よりもテストで評価される授業の方に積極的に参加しましょう。
レポートには答えがない
レポート課題には答えがありません。
もちろん、研究において答えがないものを考えて答えを出す作業をとても重要ですが、成績を取るためには答えがはっきりしているテストの方が簡単です。
特にレポートの場合、過去のレポートを集めてきて、うまく編集して提出する学生(特に大学1,2年生の頃)が多いので、そのような人たちにいい成績を取られてしまう可能性が高いです。
そのような人たちに負けないためにも、テストで勝負をした方がいい成績を取ることができます。
テストは勉強すれば、確実に成績が取れる
テスト形式の授業は授業をしっかりと理解し、ノート・過去問をしっかりと復習していれば、確実に成績が取れます。
僕の実感では、ノートを3周ほど繰り返し、過去問を2年分ほど確認すれば確実にいい成績を取ることができます。
最後に
上記の点に気をつけてGPAをどんどん上げていきましょう。
GPAは推薦状をお願いする際にも大きく関わってくるので、留学を考えるならば成績を気にしながら授業を受けるようにしてください。
自分の生活をしっかりと管理し、授業出席→ノート復習と勉強サイクルをコントロールしながら、充実した大学生活を送るようにしましょう。
これは留学してから特に生きてくるので、授業・テストは大切にしてください。
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