幅広い知識を身につけて、研究者としての基礎を築くには大学院留学

シェアする

こちらのブログにはたくさんの記事が載っています。
全ての記事を読むのはとても大変で、時間を使ってしまうのでまずはこちらの10記事を読んでください。
> > 初めての人に読んでほしい10記事 icon-external-link 

lectures

日本の大学院では主に学生は研究をすることが求められるので、授業よりも自分の研究を進めることが多いです。

研究を進めることができるので自分の研究能力を上げることができますし、業績も作ることができます。

しかし、自分の研究を進めていくのが主なので、幅広い知識や自分の分野以外の知識を習得することがありません。

一方、海外の大学院では研究以外にも多くの授業を受ける必要があるので、研究は進めることができませんが、幅広い知識を身につけることができます

1. 授業がメインの修士課程

海外の大学院の修士課程は授業がメインです

そのため、授業ではスライドを見ながら講義を聞いて学び、テスト期間にテストを受けて単位を取ります。

この辺りは学部時代と全く変わらず、「授業→復習→課題」という流れで勉強していきます。

様々な講義を受講することができるので、自分の専門分野について幅広い知識を習得することができます。

1.1 EPFLの修士課程では120単位を取得する

僕が所属しているEPFLでは修士課程2年間で120単位を取る必要があります。

そのため、1学期平均30単位を取る必要があります。

EPFLでは授業1時間につき1単位なので、週に30時間ほど授業に使うことになります。

そして、最後の学期でMaster projectといって、修士論文を書くための研究を行います。

たくさんの授業を受けることができる代わりに実験ができないのが、海外の大学院の修士課程の特徴です。

1.2 修士論文は4ヶ月で仕上げる

EPFLでは修士論文は4ヶ月で仕上げる必要があるため、日本の学生のようにたくさん研究をすることができません

そのため博士課程の学生の研究テーマの一部やある程度結果が出そうなテーマを与えられます。

僕のテーマも一人で研究をするのではなく、ポスドクの人に色々と教わりながら一緒に研究している感じです。

「思うような結果が出ない」「自分の実験方法を考える」など研究に必要な経験をあまりすることができません。

1.3 授業がメインの修士課程、2つのメリット

日本の大学院とは異なり、授業がメインの海外の大学院修士ですが、日本の大学院に比べて大きく2つのメリットがあると思っています。

  1. 幅広い知識が身につけられる
  2. リーダーシップ経験を持てる

これら二つのメリットは将来、研究者として働くときに大きな経験として生きてくるはずです。

2. 幅広い分野の知識を身につけられるので就職向き

将来、アカデミアに残るのではなく企業で研究員として働きたいと考えている人にとっては、幅広い知識を身につけることができる海外の修士課程の方が向いている気がします

企業では自分のしてきた研究ではなく、利益が出る研究をする必要があります。

そのため、日本の大学院のように一つの研究に特化して勉強してしまうと、入社後に違う分野の研究を進めるのが大変になります。

しかし、海外の大学院のように専門を絞らずに幅広く勉強することによって、様々な分野の基礎知識が身につき、新しい研究でもすぐにとりかかることができます

2.1 基礎知識が豊富にある

海外の修士課程に所属すると、専門分野についての基礎知識が豊富にあるため新しい研究についても取っつきやすくなります。

その分野ではどのような研究がなされているのか、そして何が問題なのかをしっかりと理解しているので、背景についてある程度しっかりとおさえておくことができます。

また幅広い分野の知識を使って、アイディアを他のところから拾ってくることもできます。

2.2 やりたいことが見つかっていない人向け

やりたい研究を学部で見つけられなかった人にとっても、海外の大学院の修士課程は有益です。

自分の専門分野についてしっかりと基礎知識を身につけた上で、研究する分野を選ぶことができるので、研究をしている中で後悔することはあまりありません

自分の将来を決めるかもしれない研究テーマ選びなので、慎重に行いたい!という方は是非海外の大学院で修士をとりましょう。

3. グループワークでリーダーシップ経験

また海外の大学院ではグループワークを行うことがたくさんあります。授業のなかでグループを組み、課題に向けて色々と取り組んでいきました。

グループワークは日本の大学ではほとんど行われないので、とても貴重な経験でした。

またスイスの大学院は国際色豊かで様々な国籍の人と一緒にグループを組んで、勉強をすることができました。

3.1 意見が通じなかったグループワーク

留学したばかりのころは、英語力もそれほどなくディスカッションの経験もほとんどなかったので、グループワークでもあまり貢献することができませんでした。

そのせいで悔しい思いもたくさんしましたし、もっと意見を聞いてもらえるように英語力をあげようと思いました。

そのため、様々な努力を続けていき、最終的にはグループの中でリーダーとしてグループを引っ張っていく経験をすることができました。

英語でグループを引っ張っていき、仕事を割り振っていく経験は大学院留学でないとなかなかできない経験で、自分をかなり成長させることができました。

オススメの記事 自分の強みとは何ですか?【海外大生の就活#1】 icon-external-link 

3.2 就職活動でも高く評価されるリーダーシップ

卒業後には就職活動をする方も多いと思いますが、海外でリーダーシップをとった経験はとても評価されていた印象を受けました。

日本の大学のように、1人で研究を淡々と進めていく能力も素晴らしいですが、企業に入社するとグループでプロジェクトを行うことも多いと思うので、コミュニケーション能力やリーダーシップ経験が大きく評価されるようです。

実際、グループワークを通して大きくコミュニケーション能力を上げることができ、自分のアイディアを明確に伝えられるようになりました。

4. 最後に

幅広い知識を身につけることができる海外の大学院の修士課程はオススメです。

研究テーマを慎重に決めたい方や一つの研究テーマにとらわれず、幅広い分野について勉強したい方にはオススメのコースワークになっています

すでに研究したいテーマが決まっていて、それ以外の分野には興味がないという方は別ですが、それ以外の方は幅広い知識を身につけることができる海外の大学院はオススメです。

特に幅広い分野のことを学ぶことができれば、自分のやりたい分野を知ることもできますし、研究分野が変わっても基礎が頭にあるのですぐに研究を始めることができます。

長い研究生活における基礎を修士課程で築きたいのならば、海外の大学院で講義を中心に勉強していくことをオススメします。

スポンサーリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク

シェアする

スポンサーリンク
スポンサードリンク