大学院留学コンサルティングを受けるかどうか、というのは受験生にとって非常に悩ましい問題です。
海外の大学院について情報を持っている留学コンサルティングサービスを受けることで、留学準備をしっかりと進めることができます。
海外の大学院に合格するために、このようなサポートが必要かどうかを考えていきます。
結論から言うと、僕は大学院留学サポートは利用しませんでした。
大学院留学サポートを使わなくても、できる限り必要な情報を集める方法について紹介していきます。
1. 大学院留学コンサルティングについて
大学院留学コンサルティングサービスとは、大学院留学に必要な手続きや情報についてサポートしてくれるサービスのことです。
多くの受講生を持ち、海外に学生を送り出してきたこちらのサービスは大学院留学についての情報を豊富に持っているため、大学院受験における失敗を避けることができます。
1.1 大学院留学コンサルティングのサポート内容
こちらのサービスには大学院留学に必要なすべてのサポートを受けることができます。
- 志望校決定カウンセリング
- 出願条件リサーチ
- スケジュール管理
- TOEFL/GRE対策
- エッセイ添削
- 推薦者選定
- 推薦状代筆
例えば、自分にとって最もあっている大学院を探すためのカウンセリングや推薦状・エッセイなどの添削などを行ってくれます。
このようなサービスを受けることができれば、こちらのブログで紹介したような情報に頼らずとも留学の手続きを進めることができます。
情報面で劣ることがなく、TOEFL対策や自分の研究活動に専念できるのが大きな特徴です。
1.2 お金があれば絶対に受けるべき
正確な情報は何よりも貴重な資源です。
長年学生を送り出すことで得られるその膨大なデータを利用できることは留学において大きなアドバンテージとなります。
お金があるならば絶対にこちらのサービスを利用するべきです。
学生にとって一番の問題点はその費用です。
すべてのサポートを受けると388,000円です。
その費用がなかなか払うことができないと思うので、その場合はもう少し安く抑える方法を考えましょう。
2. 費用を最小限に抑えるための工夫
お金が潤沢にない学生にとって費用を最小限に抑えるためには工夫をする必要があります。
大学院留学に必要な情報・サポートには大きく分けて4つあります。
- 志望校選定
- TOEFL/IELTS対策
- 推薦状・エッセイの添削
- 手続き
2.1 志望校選定方法
志望校を選ぶ際に、まずは身近な人から相談するのがいいでしょう。
大学に所属しているのならば、指導教授や学科の教授に色々と相談し、留学先候補を決定していきましょう。
数は少ないですが、大学院留学経験者もいるはずです。
大学院留学経験者に志望校や海外の大学院について尋ねて、自力で情報を集めましょう。
志望校について調べる方法はこちらの記事で詳しく説明しています。参考にしてください。
オススメの記事 海外大学院留学を志す理系学生の4つの情報収集方法
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2.2 TOEFL/IELTS対策
これについては自分で手を動かして練習するしかありません。
もちろんTOEFLの勉強方法のコツはありますが、まずは自分で手を動かして試行錯誤するなかで自分に最もあった勉強法を探していきましょう。
TOEFLで思うようにスコアを取ることができず、このようなサービスにすがりたくなる時もありますが、自分で手を動かして勉強する以外の方法でスコアを伸ばすことはできません。
自分を信じて勉強を続けましょう。
オススメの記事 大学院留学のためのTOEFL対策
2.3 推薦状・エッセイの添削
推薦状・エッセイの添削も非常に重要です。
なぜなら、推薦状やエッセイに英語のミスがたくさんあると、内容が良くても試験官に内容がはっきりと伝わらないことがあり、評価が下がってしまうことがあるからです。
英語に詳しいだけでなく、大学院に提出しているエッセイの書き方に精通している人のアドバイスはとても有用です。
推薦状の添削を安く済ませるためには、こちらのサービスを使うのが一番です。
オススメのサイト ココナラ
こちらのサービスでは2000円から3000円で英語のレベルが高い人の添削を受けることができます。
こちらのサービスはプロではなく、素人の方が副業として行っているため注意が必要ですが、しっかりとした添削を安い値段で受けることができます。
添削をお願いできる人が周りにいないときにはこちらのプログラムを利用しましょう。
オススメの記事 推薦状・エッセイを安くネイティブに添削してもらう方法
2.4 出願手続き
手続きも大学によって出願時期や必要書類が違うので大変です。
しかし、最近ではWebで必要な書類をアップロードするだけで出願が完了する大学も多く、必要な書類については自分の出願ページに詳しく書いてあります。
そのため必要書類を何度も確認する必要もなく、大学側の応募フォームと各欄に必要事項を入力するだけで出願が可能です。
もちろんこれらの手続きを慎重に行う必要がありますが、十分自分で行うことができます。
3. 最後に
以上、大学院留学サポートについてとそれを受けることができなかったときに安い方法で留学に必要な情報を得るためにどのようにしたらいいのかについて書いてきました。
多くの学生に40万円近いお金を払うことができないと思うので、うまく安いサービスを利用して自力で留学手続きを進めてほしいと思います。