海外の大学へ進学する前に擬似留学体験!リアルな留学生活を知れる本を読もう

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neko
ねぇねぇ、海外の大学院の生活ってどんな感じ?

このような質問をよくいただきます。

日本ではあまり海外の大学院に進学している人が多くなく、また学生生活についての情報も限られた範囲のものでしかありません。

しかし、多くの学生は大学院留学前にこのように感じるのではないでしょうか。

本当に留学した後も授業についていけるだろうか。

留学先でトラブルに巻き込まれたりしないだろうか。

海外の大学院での学生生活をリアルに感じることができるためにできることは本やブログを読むことです。

今回はそんな海外での生活の一部を身近に感じることができる一冊を紹介します

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赤と青のガウン

赤と青のガウン

今回紹介する本はこちらの「赤と青のガウン」という本です。

こちらは皇族の彬子様が書かれたオックスフォードの5年間の留学記です。僕はこちらの本を読むまでは彬子様を存じ上げなかったのですが、皇室の女性で初めて博士課程を取られたとても偉大な方のようです。

一般的な大学院留学をするための情報本ではなく、彬子様の実際の経験がそのまま載っているため読んでいるうちにまるで自分がイギリスに留学したかのような錯覚に陥ります。

特に大学院時代に起きたちょっとしたハプニングや卒業に至るまでの過程など、とても詳しく書かれてあるためクスッと笑ってしまう場面やこっちまでハラハラしてしまう場面がいくつもあります。

文章もとても綺麗で、読みやすく書かれているため、楽しんで読んでいるうちに心だけイギリスに留学してしまいます。

そんな素敵なこちらの本の好きな場面をいくつか紹介していきます。

新入生歓迎会

新入生歓迎のためのオリエンテーリングのイベントがあった。とりあえず参加してみたものの全然楽しくない。すでに友達グループができており、イベントが終わるとそのグループごとにワイワイとバーに飲みに出ていってしまった。私はバーに入ることもできず、部屋に戻った。ドアを閉めた瞬間に涙がこぼれた。思えば、あれが留学生活最初で最後の「帰りたい」と思った瞬間だった。

参照 赤と青のガウン オックスフォード留学記

わかる!!

僕も同じような体験をしました。初めての留学で、なかなか積極的に友達づくりができないうちに同じ国籍同士のグループができていました。

スイスの場合、フランス人グループとイタリア人グループ、そして中国人グループができていて、僕はなかなかその輪に入ることができませんでした。

やはり同じ言語や文化で生きている友達の方が話しやすいのもわかりますし、ノリなども国によって違います。僕はなかなかその輪に入ることができずとてもさみしい思いをしました。

就職活動

とくに私費留学してくる日本人はかなり減ったと思う。これはオックスフォードに限らず、よくお世話になったロンドン大学でも同様である。この原因として考えられるのは、日本人学生を取り巻く留学事情が年々厳しくなっていった頃だろう。 (中略) でも、学費のことよりも日本人の留学が減っている理由は他にある。それは卒業後の就職の問題だ。日本の大学在籍中に休学して、一年間程度の留学をするのであればそれほど問題にはならないが、大学を卒業してから海外の大学院に本格的に留学してしまうと駄目である。

参照 赤と青のガウン オックスフォード留学記

このように就職事情というのはとても深刻です。

海外の大学にチャレンジしようと思う人は少なくはないはずですが、海外の大学院にチャレンジしても就職において、メリットよりもデメリットが多いこと、年齢的にも少し遅れてしまうことがあるためチャレンジできないことが多いようです。

環境が変わって海外大学院を卒業した人材がどんどん日本で採用されれば、これからの留学事情も変わってくるかもしれませんが、現状はかなり厳しいようです。

僕の大学も博士課程の学生は数人いますが、修士課程の学生は2年間で僕だけでした。このことからも大学院留学をする日本人がとても少ないことが伺えます。

電車問題

日本では一分電車が遅れただけでお詫びのアナウンスが入る。でも英国では三十分遅れなどいいほうで、「遅れて申し訳ありません」の言葉を聞かなくても不思議ではない。乗客にとっても日常茶飯事で、遅れても全く動じずに座っている人のほうが多い。いきなり電車がキャンセルになることもしばしばで、キャンセルしたからといって振替の列車が出るわけでもない。

参照 赤と青のガウン オックスフォード留学記

日本の電車は本当に時間通りに来る素晴らしい交通機関で、世界的にもかなり珍しい部類に入ると思います。それを当たり前と思っている人も多く、日本人の多くは電車が5分遅れただけでもかなりイライラしています。

でも、それって当たり前ではないんですよ?

イギリスの問題のように労働者側が強い立場をとっている国も多く、電車が来なくても謝ってもらえないこともあります。

スイスではストライキで午前中に電車が来ないこともありました。その日は電車が使えないので、歩いて学校に行ったりとこのようなトラブルは日常茶飯事です。

「世界の車窓から」というテレビ番組では優雅な車窓の風景が映し出されていますが、その裏ではこのような問題を多く抱えています。

タクシーの車内にて

彬子様がタクシーで空港まで向かっていたときの出来事です。

しばらくすると車はアウトバーンに入る。ふと外を見ると、車窓からの景色がすごいスピードでは流れ行く。今まで見たことのない速さだったので、恐る恐るメーターを確かめると、その針がさすのはなんと一八〇㎞/h。思わずめまい。車はベンツだったし、運転手さんもプロなのでそう簡単に事故は起こらないだろうと、頭の中で理解はできる。でも、「彬子女王、格安飛行機に乗るための空港への道中で交通事故」という新聞の見出しだけは避けたい。空港までとにかく無事に着きますようにと祈ったのだった。

参照 赤と青のガウン オックスフォード留学記

このようなイギリスでの様々な面白い失敗談もたくさん載っています。どれも海外では身近に起こりうるもので、思わずクスッと笑ってしまうものばかりです。(もちろん体験しているときの彬子様は笑うどころの話ではないが)

また皇族だからこそのエピソードも様々なところに散りばめられていて、自分たちとは違った皇族の生活の一部も垣間見ることができます。

最後に

5年間のイギリス留学の中で起きたとても面白いエピソードをいくつも読むことができるこちらの本は大学院留学を考えている人にとてもオススメです。

留学生活とはどんなものなのか、というのすごく具体的に感じることができる一冊です。留学前に一度読んで見てはいかがでしょうか。

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