ヨーロッパの国じゃない!?

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EUの仲間意識というのはとてもすごい。一部の大学ではEUの学生は授業料が20万円ほどだが、EU以外の国からの学生の授業料は200万円、ということも多くある。

ヨーロッパの国々はとても小さいので、アメリカや中国に対抗するためにEUという組織を作り上げたのは大変素晴らしいことだと思う。

実際に多くの人・学生が頻繁に行き来するヨーロッパでは、通貨の統一やEURO圏内で様々な優遇的な措置をすることで、経済が活発になっている。

EUの外から来た僕はこのような措置を受けることはほとんどないが、なんていったって僕もスイスの学生になったのだ!これでヨーロッパの一員!とルンルンしていた。

そんな僕のヨーロッパ気取りを一言で打ち砕く出来事があったのだ。

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友達がフランスに来るということで、普段ほとんど旅行しない僕だが、スイスに来て一年半で初めてフランスのパリに行くことになった。

英語ができる上に、フランス語圏に1年以上過ごしていたおかげで”Bonjour”だけはネイティブ並みに発音することができる僕が案内をしてあげることに。友達から行きたい場所のリストをもらって、どのように行けば効率よく回れるのかを考えて案内をした。

ベルサイユ宮殿は少し遠いが、頑張ってベルサイユ宮殿にも行ってきた。ベルサイユ宮殿はフランス王のルイ14世が建てた宮殿で、そのとても綺麗な宮殿の様子を見るために多くの観光客が訪れている。

さすが有名な観光地であるベルサイユ宮殿。ベルサイユ宮殿の近くまで来ると、ローザンヌでは決して聞くことのできない日本語がちらほら聞こえる。

余談ではあるが、ローザンヌに観光に来る観光客はほとんど皆無。

よく「旅行でメジャーな所に行くのはあまり好きじゃないんだよね。あまり人のいかないようなところに行くのが旅行の醍醐味なんだよ。」と言っている自称「旅行好きな人」でもローザンヌに来ることはほとんどない。

ローザンヌくらい何もない街だと、ローザンヌ旅行をする人は「通な旅行好き」ではなく、ただの「変な奴」になるのだ。そんな街ローザンヌでは日本語が聞こえてくることはない。

そんな街に住み続けている僕にとって、日本語がちらほら聞こえると少し嬉しくなってくる。そんな「観光地あるある」をとても楽しみながら、ベルサイユ宮殿に向かった。

ベルサイユ宮殿では中に入るために入場料が必要になる。入場するためのチケットを買うために売り場へ行き、ついに僕たちがチケットを買う番になった。

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hirose
大人二人!
受付の人
大人二人で36ユーロです。
hirose
ちなみに学割とかありますか?
受付の人
学割はありますけど、ヨーロッパの学生が対象ですよ。
hirose
ははーん。この人、僕たちがアジア系の見た目をしているから、ヨーロッパじゃないと思っているな。
hirose
僕だけはスイスでちゃんと学生しているし、僕だけでも学割は受けよう。
hirose
(EPFLの学生証を出しながら)僕スイスで学生しているので、学割にしてもらってもいいですか?(ドヤ顔)
受付の人
え?スイスはヨーロッパじゃありませんけど?ww
hirose
え?スイスはヨーロッパじゃない?
受付の人
はい。大人二人ですね。
hirose
・・・はい。じゃあそれで。

スイスはヨーロッパではないようだ。確かにEUには所属していないのは知っていたのだけれども、まさかスイスがヨーロッパとみなされていないことにとても驚かされた。

未だに「Switzerland is not European country」の一言は印象が強く残っていて、時々思い出しては笑っている。これからはヨーロッパ留学ということなく、スイス留学と「正しく」話をしようと思う。

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