大学院留学に必要な英語力はどれくらい?スイスの修士学生の回答

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少し前にTwitterでこのような論争が起こりました。

これがいわゆるTwitterの炎上か!と、少しワクワクしながら見ていたのですが、これ以上に燃え上がることはありませんでした。

知的な人はどうやらインターネットの引き際をしっかりと抑えているようで、お互いの議論が落ち着くとそれ以上に議論を進めることはありませんでした。

しかし、こちらの議論は僕にとってとても興味深いテーマでした。すなわち、どれくらいの英語力があれば、大学院留学をできるのか?ということ。

そして二人の意見は以下のようなものだと考えられます。

kohyamaさん
英語力は最低限必要だけれども、大学院留学は英語力が全てではない。専門知識をしっかりと身につけていれば、少しくらい英語力ができなくてもバカにされることはないよ。
Ohnakaさん
アメリカに行く以上、英語ができないと話にならない。英語ができないというだけで、評価が下がってしまうこともあるし、意見を聞いてもらえないこともある。だから、しっかりと英語を勉強しておきましょう。
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僕の意見

二人の立場を考えると二人の主張もよくわかります。kohyamaさんは理系の大学院に所属しているので、理系大学院での経験をもとに話しています。しかしOhnakaさんは会議通訳者としての立場で英語の重要性を中心に話しています。

どちらも確かに正しい。大学院留学において英語はとても重要で、これができないとどうしようもないけれども、できなくてもなんとかなる場面は多々あります。

僕も理系の大学院に所属している立場として、kohyamaさんの意見に近いものを持っています。すなわち、TOEFLで大学が課す最低限の点数を取れていれば、入学後に苦労することは多いけれどもなんとかなるという考えです。

理系の場合、TOEFL最低点を超えていれば大丈夫

色々と意見はあるかもしれませんが、大学院留学をする場合、大学が出すTOEFLの最低条件を超えていれば留学後もある程度は大丈夫です。

そもそも大学院側はたくさんの留学生を受け入れている中で「これくらいの点数があれば、入学後にもついていけるだろう」と考えて設置した最低点なので、それを超えていてもついていけないならば、もっと高く設定しているはずです。

TOEFLで全ての英語力が測れるわけではありませんが、TOEFLの最低点は大学院側が示す授業やディスカッションについていける最低レベルの英語力だと認識しましょう。

しかし、注意すべきことはTOEFL対策です。TOEFLは決まったテスト形式なので、TOEFL対策をすると点数を上げることができます。TOEFLの傾向と対策を徹底すると、自分の総合的な英語力よりもTOEFLの点数が圧倒的に上になってしまうことがあります。

それでは入学後にもしっかりと授業について行くことはとても困難です。入学後の生活も見据えて、TOEFL対策だけではない総合的な英語力の向上を目指しましょう。

総合的な英語力向上、特に自分の意見を英語でいう訓練を積むためにはe英会話がオススメです。こちらのオンライン英会話では「ディスカッションコース」があり、短い文章をもとに先生とディスカッションを行います。

僕も実際にこちらのオンライン英会話で日常会話よりも少しレベルが上のディスカッションの練習をしていきました。大学院留学を目指す人は必見のオンライン英会話です。

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初めから英語が完璧にできる人はいない

英語はできた方がいいに決まっていますが、誰もが初めは英語を完璧に話すことができません。特に日本人の場合、言語が英語と大きく異なるため英語に苦手意識を持っている人はとても多いです。

そのような日本人が大学院留学で通用する完璧レベルの英語力を身につけるのを待っていたら、いつまでたっても留学することができません。

日本にいるだけでは英語を使う場面も限られてしまいますし、英語を使わなきゃ!という危機感を感じることも少ないです。

それだったら、英語が多少できなくても、まずは留学して、留学してから大学院の勉強をしながら少しずつ英語力を伸ばして行くほうがはるかに速いです。

毎日英語で授業を聞き、英語でディスカッションをし、英語で生活をしていれば、日本で英語を勉強するよりもはるかに速いスピードで英語力が向上します。しかし、本当に英語力を伸ばすためにはそのような機会とは別に自分でも英語の勉強をしたほうがいいでしょう。

専門用語をしっかりと覚えておけば、なんとかなる部分もある

理系の場合、専門用語をしっかりと抑えておけば、ある程度を会話が成り立つこともあります。数式を書けば、同級生は黙る、というのはかなり大げさな表現ですが、例えばしっかりと事前に準備をしておけば相手も自分の意見を理解してくれることがあります。

僕の場合、グループワークで自分の発言力が弱いと感じていたので、ミーティングの1日前に自分の考えをしっかりと書いたレポートをグループに送信し、読んでもらうことにしました。

自分のおおよその考えを理解してもらった上で話を聞いてもらうと、多少の英語のミスがあっても聞いてくれることが多いです。

このように英語ができなくても努力次第で、英語力不足のカバーをできる方法はいくらでもあります。英語力が低いからといって、留学を諦めるのではなく低くてもしっかりと周りについていく方法を考えましょう。

以前に比べて留学は難しくなったのか?

大学院留学の場合は専門知識で語学力を補う人たちが多かったのですが、意思疎通力のない留学生に対する締め付けは年々厳しくなってきています。

本当にそうでしょうか?

こちらの発言はどのような情報をもとにしているのかはわかりませんが、昔に比べて英語を正しく話す人は減少しているのが現状ではないでしょうか。

アメリカに留学する学生の数は毎年増えていっています。世界中の優秀な学生がアメリカに留学しているので、英語が第一言語でない学生の割合もどんどん増えていっています。

もちろんアメリカの大学院に留学するような学生のほとんどがとても上手に英語を話しますが、それでも完璧ではないことも多いでしょう。そのような現状を踏まえて、語学によるdisadvantageの理解は以前に比べて改善されているのではないでしょうか。

僕の場合、スイスでの留学だったので、そもそも英語が第一言語でない人がほとんどでした。そのような環境では語学力不足による締め付けなどを感じたことは全くありませんでした。

語学力不足による締め付けが怖いなら、ヨーロッパに留学することをお勧めします。ヨーロッパの人も英語に苦手意識を持っている人が少なくなく、英語が苦手でもしっかりと話を聞いてくれる環境があります。

引用 世界の留学生数と各国の海外留学生の推移

とはいっても、英語で減点されることがある

第二言語として英語を話す人が増えたおかげでノンネイティブスピーカーに対する理解は深まりつつある現在ですが、それでも英語力が劣っていると不利益を受けることは多くあります。

ディスカッションやテストで、答えがしっかりとわかっていても英語力不足で支離滅裂な書き方をしていたら先生は評価をすることはできません。

先生側もあくまで生徒の成績評価という観点で採点を行なっているので、あまりにも訳のわからない文章については一生懸命理解しようとすることなくバツをつけてしまうでしょう。

大学院の先生は英語の先生ではないので、「英語力が低くてもきっと理解してくれるだろう」という相手に期待するような書き方では絶対に理解してくれません。

しかし、多少拙い英語でも明瞭な書き方をしていれば、決して減点されることはありません。自分の英語力をしっかりと把握し、カッコ悪くてもわかりやすい文章を書くように心がけましょう。

大切なのはチャレンジする精神

僕が大学院留学において一番大切なのはチャレンジする気持ちだと思います。

大学院留学では英語によるdisadvantageや慣れない環境での生活など、様々な困難にぶつかります。それらをしっかりと楽しむことができることが何よりも大切なことだと思っています。

実際に僕はTOEFLで90点しか取れず、英語力も決していいわけではありませんでしたが、なんとか色々な困難にぶち当たりながらもやっていくことができました。

英語力はある程度あれば(TOEFLの最低点を超えるくらいの英語力)、そこからは留学後でも向上することができます。

大切なのは「完璧な状態」というのはあり得ないということを知ること。どれほど準備して、英語力をあげていても大学院留学で問題が発生することは多々あります。

完璧な状態を待っていてはいつまでたっても挑戦することができないので、ある程度日本でできることをしたら海外へ飛び出していく、そのようなチャレンジ精神が大学院留学において一番大切なんではないかな、と思います。

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