最後の集大成の卒業発表

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卒業発表〜最後の集大成〜

一年間行ってきた研究の集大成として自分の研究について教授たちの前で発表を行います。

中間発表とは違い、実験データなども示しながら結論を導き出す必要があるので内容を吟味して準備する必要があります。

学部の卒業発表で卒業ができないということはほとんどないとは思いますが、最後の舞台を成功で収めるためにも全力で行いましょう。

研究室配属から3か月。初めての中間発表の様子
研究室配属から3か月。初めての中間発表の様子
中間発表に向けて 研究室に配属されて3ヶ月ほどで早くも中間発表を迎えます。配属されて間もない時期ですが、初めて自分の研究につい...
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大きな失敗と後悔

少し自分の話をさせてください。

僕は4年生としては少し異例の国内学会に1度、国際学会に1度という2度の学会参加を経験していました。

周りの友人は、それまで学会に参加したこともない人がほとんどだったので少し自惚れていたと思います。

それまでの学会では、何度もなんども繰り返し練習をしてきましたが今回の卒業発表では”楽勝”とばかりに少し練習の手を抜いてしまいました。

僕にとって大きな失敗となる発表になってしまいました。

後悔しないためにもしっかりと準備する

今でも準備をしっかりとしなかったことを後悔しています。

このような後悔をしないためにもしっかりと準備をしてください。

特に「終わりよければすべて良し」という言葉があるように最後は非常に大切です。

ここで失敗するとどうしてもその印象が強く残ってしまうので、綺麗に終えて卒業するためにも満足のいく発表にしましょう。

発表の構成

発表の構成は以下のようにしました。

  • 研究背景
  • 現在の問題点・研究の目的
  • 実験原理
  • 実験手順
  • 実験結果
  • 考察
  • 今後の課題

実験背景や原理については中間発表のときのものを少し省略して使ったので、ここでは主にそれ以降の実験について説明していきます。

実験背景などについては研究室生活|中間発表を参照してください。

研究室配属から3か月。初めての中間発表の様子
研究室配属から3か月。初めての中間発表の様子
中間発表に向けて 研究室に配属されて3ヶ月ほどで早くも中間発表を迎えます。配属されて間もない時期ですが、初めて自分の研究につい...

実験結果

実験結果は、発表の中心となる大切な箇所です。

この部分をいかに上手く伝えられるかで発表の出来が決まると言っても過言ではないでしょう。

ここで失敗しないために、僕が実際に注意を受けた点を紹介していきます。

それぞれのデータが何を示すのかはっきりと

実験データをいきなり示しても、そのグラフが何を示すのか誰もわかりません。

このグラフは何を表しているのか、そして複数の実験データを同時に乗せて比較する際には、どのグラフがどの実験と対応しているのかをしっかりと示しましょう。

たとえばsample1, sample2とされてもこれら二つの違いをしっかりと説明しないとこの実験データは全くの意味がないものに思えてしまいます。

しっかりとした目的のもとに、この2つのデータを比較していることがわかるように発表で伝えましょう。

特にグラフのどこに注目して欲しいのかが曖昧な場合は、グラフの上に矢印を引くなどして強調するといいでしょう。

単位を忘れずに

単位は非常に大切です。

小さな差でも単位が小さくなると大きくなってしまうのでそのような誤解を生まないようにするためにも必ず、単位をグラフに付け加えるようにしましょう。

x軸は何を表しているのか、そしてその単位、y軸のラベルとその単位。

これらは忘れずにそして大きめの文字で書くようにしましょう。

グラフのタイトルもあるとよいです。

考察

実験結果に基づいてどのような結論を導き出すことができるのかについて書いていきます。

実験を行ってわかったことや望ましくない結果だった時の原因についてしっかりと考察をして次の実験への課題を提案しましょう。

僕の実験はセンサーの開発だったため、得られた実験結果と他の論文から導かれるシグナルの大きさの違い、またその違いが発生した理由について考察していきました。

ここでは他の論文による比較やそこでの情報に基づいた計算を行うと説得力が出てきます。

そのためにも日頃から自分の研究に関連した論文には目を通すようにしておきましょう。

今後の課題

今回得られた実験結果や考察に基づいて今後考えうる実験を計画していきましょう。

今回の実験では、検証しきれなかった条件の考察や実験で得られたデータが起こった原因の検証などやるべき実験は次々出てきます。

最初のうちは先生の指示通りでもいいかもしれませんが、最終的には自分で次の実験を考えられるようにしていきましょう。

今後の課題は、就職して研究室を離れたり、他の大学院へ移る場合でもしっかりと書きましょう。

最後に

卒業発表は一年間の自分の成果を決める大切な発表です。

しっかりと日頃から実験を行い、関連する論文を読み漁り、実験結果を解析していれば問題なく切り抜けることができます。

しかし僕みたいに油断して甘く見ていると教授に厳しい質問をされてアタフタしてしまいます。

最後の発表で後悔しないためにも必ず練習を繰り返しておきましょう。

ちなみに同じ学科の先生だけあって質問は学会に比べてかなり深く、そしてクリティカルな質問が来ますので学会よりも大変です。

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