推薦状の依頼

推薦状を誰に頼む!?推薦書依頼者決定のポイント3選

  • 推薦状を誰に依頼したらいいのかわからない
  • 自分のことを知る先生と有名な先生どちらに推薦状を依頼したらいいの?
  • 卒業してから時間が経ってしまったので、依頼したい先生がいない

海外の大学院を受験する際、推薦状が必要とされることがほとんどで、推薦状は学生の知識や能力などを客観的に評価するための非常に重要な書類の1つです。

推薦状の内容次第では合否が大きく変わる可能性もありますので、時間を書けて推薦状の準備を進めていく必要があります。

しかし、推薦状は唯一自分で仕上げることができない書類なので、推薦状を誰に依頼したらいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか

この記事では推薦状を依頼する教授の選び方を3つのポイントに分けて解説していきます。効果的な推薦状を提出してもらうため、誰に推薦状を依頼したらいいのかがわかります。

推薦状の依頼をする教授の選び方

推薦状をお願いする相手選びはとても重要で、誰を選ぶかによって推薦状の内容が大きく変わってしまいます。

そのため、効果的な推薦状を作成するためには、依頼する先生を慎重に選ぶことが重要です。

どんな方に推薦状を依頼したらいいんだろう?
推薦者を選ぶ際は3つの点から選ぶようにしよう!

以下の3つの条件を満たす教授に推薦状を依頼するようにしましょう。

  1. 適切な社会的地位にいる
  2. 自分と関係が深い
  3. 自分のアピールポイントと一致している

適切な社会的地位にいる

推薦状を書く人によって推薦状の内容やその信頼性は大きく変わってしまいます。

そのため、適切な社会的立場にいる人に推薦状を依頼し、推薦状の内容が推薦者の社会的信用の元、客観的に受験者である自分を評価している文書であることを示す必要があります

つまり、学校の友人や家族が書いた推薦状は海外の大学院にとっては信用できないものになってしまうので、学校の教授や会社の上司など信頼できる人に推薦状を書いてもらうことが重要だということです。

そのため、信頼性の高い推薦状を作成してもらうためには以下の立場の方から選ぶと良いでしょう。

  • 研究室の指導教員
  • 雇用者や上司
  • ポスドクの研究指導者
  • 学科の教授
  • 学術の指導者
  • 家族や友達
  • 宗教的な指導者
  • 修士/博士課程学生
  • 専門分野と関係の薄い雇用者や上司
  • 専門分野と関係の薄い教授

【もう迷わない!】スタンフォード大学発表の適切な推薦者の選び方とは?

自分と関係が深い

世界的に有名な先生と自分をよく知る先生、どっちに推薦状を依頼した方がいいの?
推薦状は中身が大切だから自分のことをよく知る先生に依頼しよう!

推薦状の中で推薦者との関係性を説明する必要があるため、自分と関係が深いことはとても大切です。

可能であれば、1年以上付き合いがあり推薦者と良好な関係が築けている教授に推薦状を依頼しましょう。

なぜなら、自分が良い成績や行動をしていたとしても推薦状を書く人に伝わっていないと、効果的に自分をアピールできる推薦状にならないからです。

そのため、推薦状を依頼する際には「自分が有力な候補者であることを伝えてくれる関係性を築けているかどうか」で判断するといいと思います。

アピールポイントと合致する教授

推薦状を依頼する前に推薦状に載せて欲しいアピールポイントを考えますが、その際に以下の3つの切り口から見つけると簡単に推薦状のアピールポイントが決まります。

  1. 授業
  2. 研究活動
  3. 語学力

授業

多くの学生は大学の多くの時間を授業に費やしていると思います。そのため、授業での態度や高い成績などをアピールすることで優秀な学生であることを証明することができます。

授業で良い成績をとったことを推薦状に載せたいのであれば、その授業の先生に推薦状を依頼をするを考えてください。

研究活動

理系の学生は学部4年生以降、研究室に配属され研究活動をすることになると思います。

海外大学院の理系学部へ留学する際には将来の研究者として活躍することも期待されているため、研究能力があることを推薦状に載せることで効果的に自分をアピールすることができます

研究能力をアピールしたいのであれば、研究活動をよく知る指導教官などに推薦状を依頼しましょう。

語学力

英語でない国の学生にとっては英語で問題なくコミュニケーションが取れることも推薦状の補足として入れておくと良いでしょう。

自分の英語力をよく知る人物がいるのであれば、その方に推薦状を依頼してみてください。

【大学院留学志望者必見】推薦状に載せたいアピールポイントが見つかる3つの切り口

【体験談】推薦状を依頼した教授の選び方

僕が実際に依頼した推薦者の方とその内容を紹介するよ

僕も大学院留学をする際にも推薦状を依頼しましたので、その時の推薦状を依頼する教授の選び方とそれぞれに依頼した推薦状の内容を記載します。

推薦状依頼者

  1. 学科長
  2. 指導教員
  3. 講義で優を取った先生

推薦状の内容

学科長

  1. 学生生活や大学での成績全般について
  2. 学科での評価
  3. 専門に対する知識

指導教員

  1. 実験に対する姿勢
  2. 学会での発表の様子
  3. 研究室での役割

講義で優をとった先生

  1. 授業の姿勢
  2. 成績

【1500DL以上された推薦状サンプル】海外大学院に提出した推薦状の紹介

自分を知る教授 vs 有名な教授

自分のことをよく知る教授と有名な教授のどちらに推薦状を依頼すれば効果的な推薦状になるの?

このような疑問を感じている人も多いのではないでしょうか?

結論から言うと、有名な先生に依頼するよりも自分のことをよく知る先生に推薦状を依頼する方がはるかにいいです

自分を知る教授がいい理由

推薦状においては誰から推薦状を受け取ることよりも推薦状の内容がどれくらい充実しているかの方が重要です。

そのため、推薦状を誰に依頼するかよりも、自分の推薦状をどのくらい充実させてくれるのかを重視して推薦状の依頼する教授を選びましょう。

(社会人留学)依頼する先生が見つからない場合

卒業してから何年も経っているので、推薦状を誰に依頼したらいいのかわからない。。

そのような悩みを持っている社会人留学希望者は多いです。

しかし、MBAで留学する場合も他の分野で留学する場合もAcademicからの推薦状が必要なことが多いので、昔お世話になっていた先生方に連絡を取る必要があります。

そんな人のために推薦者を見つける方法を紹介するよ

社会人の方が留学のための推薦状を依頼する方法は大きく3つです。

  • 大学のHPから直接連絡
  • 大学を通じて連絡
  • 大学時代の同僚に連絡

大学のHPから直接連絡

自分のことをよく知るゼミの先生や研究室の先生がまだ大学に残っているのであれば、大学のHPから連絡先を知ることができますので、そちらからメールを送りましょう。

その際には自分のことがわかるようにCV/Resumeなどをつけて、どの時期に関わっていたのかなどをわかるようにしておきます。

推薦状の依頼時期は◯◯ヶ月前から!時間的余裕をとった依頼スケジュールとは?

大学を通じて連絡

もしお世話になった先生が退官されている場合は推薦状の依頼をするのは難しいかもしれません。

その場合は大学の方に連絡を取り、退官された教授の連絡先を教えてもらえないかを確認してみましょう。

その際には「推薦状を依頼したいこと」「推薦状に載せて欲しい内容はXXであること」などをメールに記載し、連絡先を聞くかメール自体を教授へ転送してもらうように依頼をします。

退官された先生に推薦状を依頼し、承諾してもらった場合には合格報告の際にお礼の品を送るなどの感謝を忘れずにしてください。

【大学院留学】推薦状記載のお礼メールテンプレート公開

大学時代の同僚に連絡

卒業から時間が経ち、大学時代の同期が研究者としてのキャリアを築き始めているのであれば、同期に推薦状を依頼することもできます。

研究分野に進むのであれば、少なくともPh.Dを持っている方に推薦状を依頼すると、推薦状の信憑性もある程度確保されます。

最後に

今回の記事では推薦状を依頼する教授の選び方について詳しく説明していきました。

推薦状は推薦者よりも内容の方が重要になってきますので、必ず自分と関係の深い方に推薦状を依頼するようにしてください。

社会人の方で推薦状依頼者に困っている方も、ぜひ今回紹介した3つの方法で推薦者へ依頼をしてみてください。

オススメの英文添削サービス3選

推薦状を提出する前に英文の添削をすることは非常に重要です!

海外大学院に出願する際に受けるべき英文校正サービス3つを「価格」「大学院留学特化」「アドバイスあり/なし」「納期」の4点から評価してみました。

 

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