教授との面談

【大学院留学】推薦状記載のお礼メールテンプレート公開

  • 推薦状のお礼をどのようにしたらいいのかわからない
  • 推薦状のお礼のタイミングは?
  • 推薦状のお礼の品は必要?

海外の大学院では入学試験で推薦状を求められることが多く、現在所属している、または卒業した大学の先生方に推薦状を書いていただく必要があります。

自分自身でも1度書いてみるとわかるかと思いますが、推薦状を1枚書くのにかなりの時間と労力が必要です。

そのため、お世話になった先生方にはお礼のメールと結果報告をしましょう

でも、どのように推薦状のお礼と結果報告をしたらいいのかわからない・・・
お礼は書類を送ってもらったときと合否が確定したときの2回送ろう!メールのテンプレートもあとで紹介するよ!

この記事では海外大学院受験後にすべき教授/上司へのお礼の仕方について詳しく説明していきます。この記事を読めば、適切なタイミングで推薦状のお礼をすることができるようになります。

推薦状のお礼のメールを出す理由

推薦状を依頼した教授や上司は忙しいなか、推薦状を提出するためにさまざまな準備をしてくれています。

そのため、推薦状を出してくれた教授や上司には結果の報告とお礼のメールをするのがマナーです。

推薦状のお礼を理由は主に以下の2つです。

<推薦状のお礼が必要な理由>

  • 推薦状を書くのに労力がかかっている
  • 合否を気にかけてくれている

推薦状を書くのには労力がかかっている

推薦状は通常2ヶ月前から依頼すべきということはこちらの記事でも紹介しましたが、推薦状を作成するためにはさまざまな準備が必要です。

推薦状の依頼時期は◯◯ヶ月前から!時間的余裕をとった依頼スケジュールとは?

推薦状を作成してもらうのはすごく労力がかかっているので、書いてもらえることに感謝しようね。

学生との面談・成績表の取り寄せ・推薦状の作成・英文の校正など、忙しいなか効果的な推薦状にするべく時間を割いてくれています。

そのため、必ず受験終了時にはお礼と報告をするようにしてください。

合否を気にかけてくれている

推薦状を記載した先生や上司は、その後海外の大学院の合否がどうなったかを気にしている人が多いです。

先生も喜んでくれるなら、合格報告に行きたいな!
僕が推薦状を書いてくださった先生方に合格の報告をしたときは一緒にすごく喜んでくれたよ。

多くの大学の先生方は学生の進路や将来を気にかけてくれていて、自分の研究室/学科から将来活躍してくれる研究者を出したいと考えているのだと実感しました。

そのため、推薦状を依頼して対応していただいた最低限の礼儀としても、合否の報告と進路について説明するようにしてください。

こちらのTweetのように合格の報告は推薦状を書いた人にとっても嬉しい報告のようです。

推薦状の作成は労力がかかっているのでお礼は必要!

推薦状を依頼した先生へお礼のメールを送るタイミング

推薦状を依頼した先生へお礼のメールを送るのは、以下の2回が適切です。

<お礼のメールを送るタイミング>

  1. 先生が推薦状を送ったことが確認できたとき
  2. 全ての大学院の結果が出たとき/進学先が決まったとき

大学の先生とは卒業後や留学後もお付き合いすることがあるはずなので、失礼のないように貴重な時間を割いて推薦状を書いていただいたことをお礼しましょう。

※僕は留学先の指導教官と大学の研究室の教授が知り合いでした。

先生が推薦状を送ったことが確認できたとき

推薦状は提出されると、大学から提出を確認したことを知らせる通知メールが届きます

実は重要!推薦状の提出方法を4段階で解説

そのメールを確認したらできるだけすぐに推薦状を提出していただいたことへのお礼のメールを先生宛に送りましょう。

でも、どんなメールを送ったらいいの?
お礼メールのサンプルを用意したから、参考にしてね!

お礼メール サンプル

____教授

いつも大変お世話になっております。

__学部__学科__研究室の____(名前)です。

ご記入とご提出をお願いしておりました推薦状についてですが、____大学より推薦状が届いたとの連絡がございました。この度は____大学への推薦状のご提出、誠にありがとうございます。

後ほど、____大学と____大学からも推薦状の依頼が来るかと存じますが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

また、海外大学の合否結果については全ての大学の結果が揃い次第、ご連絡をさせていただきます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

__ __(名前)

海外大学院の合否結果が全て出たとき

全ての大学院の合否が出て、進路が決まったら先生に改めてお礼に行こう!

僕は全ての大学院から合否結果を受け取り、進学先を決めたあとに推薦状に書いていただいた先生のところへ合格報告進路報告メールを送りました。

多くの先生はお忙しいと思いますが、先生がお時間をとっていただけるようであればメール送信後に直接伺い、お礼をするのが一番です。

先ほども記載しましたが、多くの先生が合格報告を一緒に喜んでくれます。ぜひ一度お時間を頂戴して、お礼に伺いましょう。

合格報告メール

__教授

いつも大変お世話になっております。

先日、__先生より推薦状を頂戴いたしました__学部__学科__研究室の__です。

先生のお力添えのおかげで、__大学から合格通知をいただくことができました。これもひとえに先生のご推薦のおかげと深く感謝申し上げます。

9月より__大学へ進学し、世界で活躍できる研究者になるべく勉学に励んでいく所存でございます。

近々、改めてご挨拶にお伺いさせていただきます。

この度は誠にありがとうございました。

__ __(名前)

先生への推薦状のお礼とご報告

先生にお時間を取ってもらえる場合は、推薦状を書いていただいたお礼と進学先のご報告をするようにしましょう。

お礼と報告をするときは何を伝えたらいい?
以下の4点を意識して感謝と進路を伝えると、うまくいくと思うよ!

<推薦状のお礼を言う際に伝えたいポイント>

  1. 推薦状を書いていただいたお礼
  2. 海外の大学の合否結果
  3. 進学先の大学
  4. 先生から教わったこと

※4については、先生から学んだOOの知識を生かしながら、進学先でも活躍できるよう頑張ります、という流れでお話しすると良いと思います。

提出時と合格時にお礼のメールを送付

推薦状を記載してくれた先生にお礼の品は必要?

お礼の品は用意したほうがいいの?

推薦状を記載してくれた先生に何かお礼の品物を持っていくべきか悩んでいる人も多いようです。

結論から言うと、学生の場合は不要ですが、社会人の場合はお礼の品を用意しておいた方がいいです。

あくまで個人の見解なので、先生との関係なども考えて判断してね

学生はお礼の品は不要

もし読者の方がその大学の学生の場合は、お礼の品などは特に必要ないと思っています。(僕自身もお礼の品などは渡していないです)

というのは、大学院へ進学する推薦状を書くのは海外では普通に行われていて、先生のお仕事の一つとも考えられるからです。

また、国公立大学の場合だと、教授は公務員にあたるため、お礼の品の受け取りが難しい場合もあるようです。

学生の立場では金銭的にもあまり余裕はないと思いますので、お礼の品を用意するよりも素直に感謝の気持ちを伝えたほうがいいと思います。

直接感謝の気持ちを伝えにいこう!

社会人/卒業生はお礼の品を用意すべき

MBAのための大学院留学などで卒業してから推薦状の記入を依頼する場合お礼の品を用意しておく方が無難だと思います。

特に、卒業生の推薦状記入は先生のご厚意によるところが大きいです。

社会人や卒業生は金銭的にも余裕がある人が多いと思いますし、大人の付き合いとして推薦状に対するお礼の品を用意しておきましょう。

実際にMBAに留学されている方のブログでも以下のように書かれていました。

ご挨拶も兼ねて先生のご自宅に伺う事になったのですが悩んだのがお渡しする「お礼」。

そこで、母のテニス仲間であり、国立大学の理系教授をされている方にお話を聞くと、「お礼がなしという事はあまりない。」「商品券で3〜5万円程度」との事。

ただ、私のケースと違うのは、この教授はそのほか色々出願のサポートやアドバイスもしている現役の受け持ち学生という事なので私のケースとは少し違うかなと思いました。

そして、私は無職の身。推薦状1つに3〜5万円は厳しいなぁという事で「お菓子+1万円の商品券」をお渡しする事にしました。最近大学(特に国立)は教授がこういったお礼を受け取るのは禁止されている見たいですが、私の教授は私立ですしご退職後にわざわざ時間を取ってくださっているのですから少額であればそこまで問題にならないだろうという判断でこのお礼にしました。

引用: AYA JOURNAL

やっぱり社会人の場合はお礼の品が必要なことが多そうだね。

お礼の品は学生は不要、社会人はあったほうがいい

推薦者との関係性をもとに考えよう

合格後にすべきこと

海外の大学院の受験も終わったし、遊びに行こっと!
ダメだよ!合格後には留学に備えてやるべきことがたくさんあるんだから!!

海外の大学院への進学を決まった後にやるべきことはたくさんあります

<海外大学院合格後にやるべきこと>

  • 入学手続き
  • 渡航準備
  • 英語学習
  • 航空券/住居確保 など
スイスに留学したときは家がなかなか見つからなくて苦労したんだよぉ...

留学が決定した後にやるべきことはありますが、そのなかでも「英語学習(特にライティング)」をしっかりとしておきましょう。

ライティングの重要性

どうしてライティング力が必要なの?
留学先で英語を書く機会が多く、非ネイティブの人が大学院レベルの課題をこなすには練習が必要なんだ!

留学してからも以下の3つの場合のようにライティング力が必要となる場面が多くあります。

<ライティング力が必要となる場面>

  • レポート課題
  • 定期テスト
  • 修士論文・博士論文

特にテストやレポートは知識で理解できていたとしても、ライティングで正しく書くことができなければ高い点数を取ることができません。

合格が決まった今だからこそできる英語学習を進めましょう

留学に必須!英語ライティング学習方法

ライティング学習にオススメのサービス

どうやってライティングを勉強したらいいの?

一番効率のいいライティングの勉強法は「実際に英文を書いて添削してもらうこと」です。

いくつかのサービスを受けましたが、そのなかでもベストティーチャー(Best Teacher)が一番オススメです。

ベストティーチャーの特徴は以下の通りです。

ライティングの添削が丁寧

ディクテーションで復習できる

ライティングをもとにしたレッスン

ライティングの返信が適当

料金が少し高い (12,000円/月)

書いた英文を何度も復習できてすごく勉強になるよ!

今なら無料体験レッスンも受け付けていますので、興味がある方は無料体験レッスンを受けてみてください

\無料体験レッスン受付中/

書いて話す英会話「ベストティーチャー」

詳しい体験レポートはこちらにも載せています。

留学に必須!英語ライティング学習方法

最後に

今回の記事では大学院受験終了後に行うべき推薦状に対するお礼について以下の3点から説明していきました。

  • お礼をする理由
  • お礼のタイミング
  • お礼の品は必要?

卒業後もさまざまな形でお付き合いをすることが多いと思いますので、ぜひ推薦状を依頼した場合はお礼と結果の報告をするようにしてください。

オススメの英文添削サービス3選

推薦状を提出する前に英文の添削をすることは非常に重要です!

海外大学院に出願する際に受けるべき英文校正サービス3つを「価格」「大学院留学特化」「アドバイスあり/なし」「納期」の4点から評価してみました。

 

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