この記事を見ている人のほとんどが、大学院留学や就職活動のためにGPAを上げておきたいと思っている人だと思います。
GPAはすぐに上がるものではありませんが、1つ1つの科目でしっかりと準備をして試験に臨むことで、GPAを着実に上げることができます。
僕のGPAはあまり高くありませんが、大学院留学を意識してからはGPA 3.6を取ることができましたので、その際に意識していたことを5つのポイントにまとめて説明していきます。
GPAが低くても留学できる!海外大学院合格者の大学での成績公開
こちらの記事では、テストで王得点を取るためにやるべき準備を詳しく説明しています。この記事を読むと、高いGPAを取るためにやるべきことが全てわかります。
- 高得点を取るためには5つの準備が必要
- 毎週復習することが重要
- 過去問はポイントの宝庫
- ノートを3~5周は復習する
高い評価を得るために行うべき5つのこと
良い成績を取るためにはこちらで紹介する5つのことを順番に行うことが重要です。
- 評価方法を確認する
- 授業に参加する
- 毎週復習する
- 過去問を解く
- 最後の復習をする
こちらの方法を実践するのは実際に時間がかかるし、大変な方法ではありますが、確実に成績を上げることができます。
高いGPAを目指している人は必ずこちらの5つの対策を実施するようにしてください。
評価方法を確認する
高い評価を得るためには、まず成績の評価方法を確認することが重要です。
多くの授業では最初に成績の評価方法を説明してくれることが多いです。(例:出席20% テスト80%)
評価方法に沿った努力をしないと、高い成績を取ることはできないので、必ず確認した上で授業を受講するようにしてください。
また、成績の評価方法によって成績のつき方が変わりますので、2つの場合を見てみましょう。
- テスト重視
- 出席重視
テスト重視の場合
テストの成績を重視する授業の場合、単位を取得するのが少し難しくなりますが、勉強をしっかりとしていれば、高い成績がつきやすいです。
多くの授業では相対評価によって成績をつけていますが、テスト重視では明確に成績がつくため、差別化がしやすくその分成績が高くなる可能性が高いです。
その一方で、テストであまり良い点が取れないと成績が下がってしまいますし、(あまり準備をしていないと)単位を落とす危険性も高くなります。
出席重視の場合
出席を重視する授業の場合、テストの成績を重視する場合の反対で、高い成績を取るのは難しいですが、単位を取得するのが比較的簡単です。
出席していれば成績が上がっていくため、単位を取得するのに必要な点数を容易に取ることができるのが特徴です。
その一方で、他の学生との差別化が難しく、多くの学生が平均的な成績になってしまうことが多いように感じています。
授業に参加する
良い成績を取るためには授業に積極的に参加するのが一番効率の良い方法になります。
しかし、ただ授業を漫然と受けているだけでは授業内容が頭に入らず、時間を無駄にしてしまう可能性もあります。
そのため、授業を参加する際には以下の2点を意識しながら話を聞くようにしましょう。
- ノートをしっかりと取る
- テストに出そうなポイントを確認
ノートをしっかりと取る
授業の基本はノートを取ることから始まるので、しっかりと板書はノートに写すようにしてください。
スライド形式やプリントが用意されている授業も多いと思いますが、そのような授業でも先生が口頭で話していた内容などをメモしておくと、復習の時にすごく役に立ちます。
テストに出そうなポイントを確認
授業に出ていると、授業の中でどこが一番重要なのかを説明してもらえることがあります。
そのような重要なポイントはテストに出る可能性が高いので、ノートなどにもメモをしておき、復習の際にはその点を中心に学習をしておきましょう。
同じ授業を取っている友達を見つける
授業の受け方ではありませんが、同じ授業を受けている友達などを見つけておくと、授業に出席できなかった際のノートなどをコピーさせてもらえるのでオススメです。
過去のテストなどもさまざまなツテから手に入ることがあるので、人の繋がりを大切にしておきましょう。
毎週復習する
ノートの内容を確認する
復習時間は授業時間の2/3程度
過去問を解く
過去問と同じ問題が出る可能性が高い
解答を作成する
最後の復習をする
過去問の過去問のポイントを押さえた上で復習
3周~5周はノートを復習する
学期期間中に気をつけておいてほしいこと
学期期間中にどれくらい復習をするのかで、成績が大きく変わります。できるだけ時間を作って復習をこまめにするようにしましょう。
しかし、学期期間中は授業があったり、サークル活動やアルバイトをする人も多いと思うので、全ての授業をしっかりと復習していくことは非常に困難です。
しっかりと学期期間中に復習をするために気をつけておいてほしいことは以下の2点です。
- お気に入りの科目を決める
- 一週間ごとのノルマを決める
お気に入りの科目を決める
先ほども書いたように、学期期間中は多くの学生が忙しく全ての科目を完璧に復習することは不可能です。
全ての科目を復習しようとすると、どの科目も中途半端になってしまい、復習してもあまり身につきません。
そのような事態を防ぐためにもお気に入りの科目を決めておきましょう。
お気に入りの科目は授業数の半分くらいあれば、十分でしょう。
お気に入り科目の意味
お気に入り科目とは学期期間中に積極的に勉強する科目のことで、毎週必ず1度は復習することにした科目のことです。
しっかりと復習することを決めている科目を設定しておくと、勉強をする際にどの科目から復習したらいいのかを悩む必要がなくなります。
また繰り返し復習することで、理解も早まり授業の質が向上していきます。
全ての科目は無理なので、まずはお気に入り科目についてのみ授業についていけるようにしていきます。
理解できると楽しくなる
勉強において一番辛い作業は、理解することです。
授業中に現れる難解な数式や概念を理解するために一生懸命頭をひねるのはとても大変な作業です。
しかし、一度理解してしまえば復習する作業が楽しくなります。
このように復習していて楽しい科目を作っておくことが、学期中の勉強において大切で勉強の息抜き的に復習をすることができるようになります。
テスト期間に入ったときに全ての科目が理解できていないと、勉強が苦痛ですぐに辞めたくなってしまいます。
しかし、お気に入り科目を設定しておき、内容を理解していれば、他の科目の理解に疲れたときの気分転換としてお気に入り科目の復習をしましょう。
お気に入りの科目の決め方
お気に入りの科目の決め方は人それぞれですが、自分の興味がある科目や課題が比較的多い科目を選ぶといいでしょう。
多少苦手意識を感じていても課題が多い授業をお気に入り科目に設定しておくと、課題を取り組む時間を優先的に取ることができますし、勉強しているうちに興味が出てくることもあります。
お気に入り科目の決め方は自分次第なので、自分が好きなように決めるのが一番でしょう。
一週間ごとのノルマを決める
またお気に入り科目については一週間ごとのノルマをしっかりと決めておきましょう。
人は締め切りがないとやるべきことをどんどん後回しにしてしまいます。
やるべきことをはっきりさせ、確実にこなせる学習スケジュールを作るためにも一週間ごとのノルマをしっかりと設定しておきましょう。
一週間ごとのノルマ
一週間ごとのノルマは自分のできる範囲の量を正しく設定しましょう。
僕はお気に入り科目については1週間で3回分の授業の復習をするようにしていました。
こまめに復習することで内容を理解することができるようになりますし、質問が出てきたらノートに書き込んで先生に授業の時に質問をしましょう。
一週間ごとのノルマを記述するなら手帳がオススメです。手帳は常に持ち歩きますし、学習スケジュールを組むのにも向いているので、学習習慣をつけるのに利用しましょう。
勉強習慣をつけるならスタディプラスがオススメ
勉強習慣を身につけるために僕がよく利用したのがスタディプラスです。
こちらは学習をメインとしたSNSで、それぞれの利用者が自分の目標に向かって勉強している様子を見ることができます。
自分の勉強時間もグラフ化して、わかりやすく分析できるようになっているため自分の勉強の傾向を知ることができ、修正することもができます。
こちらのアプリは無料でダウンロードできるので、試しに一度ダウンロードして利用してみましょう。
同じ目標を持っている仲間も見つかるかもしれません。
お気に入りの科目以外もノルマに含める
お気に入りの科目以外は1~2科目選択し、順番に復習していきましょう。
1日に何時間も勉強するのは大変だと思うので、1時間程度でいいので軽く復習して、疲れたらお気に入り科目へとうつりましょう。
一度でも目を通しておくと、テスト期間の負担もかなり減ります。
お気に入り科目以外でも定期的に復習することがとても大切なので、ノルマに入れてしっかりと学習スケジュールに組み込みましょう。
最後に
学期期間中に意識しておきたい勉強法は以下の2つです。
- お気に入り科目を設定して、徹底的に復習する
- 毎週のノルマを決める
学期期間中に全ての科目を復習することは不可能なので、自分の中での重要度を決めて好きな科目から勉強していくことが大切です。
理解度に差をつけることで、勉強をしている中でメリハリをつけることができるので、勉強が嫌にならず長時間勉強することができます。
ぜひGPAやテスト勉強で悩んでいる方は是非参考にしてください。
オススメの記事
こちらの記事を読んだ方に合わせて読んでいただきたい記事はこちらです。
興味があれば、ぜひ読んでみてください。
https://epflgakusei.com/wordpress/gpa/post-116/
http://epflgakusei.com/wordpress/post-3800/