学習方法

GPAって一体なに?GPAの計算方法と上げるメリット

gakushu shukan

留学の大切な要素として、GPAが挙げられます。

GPAを提出させることで普段からしっかりと勉強する学生なのかどうかをしっかりと見極めるようです。

そのため留学を考えている大学生は、常に大学での成績を気にしながら学校に通う必要があります。

しかしGPAとは、4年間の成績なので例えば3年時に留学を決意して勉強するようになっても、それまでの成績がボロボロだったりするとなかなか取り返すのが大変です。

GPAは本当に重要?

GPA important

GPAは大切ですが、それでもGPAが海外大学院留学の全てではありません。

GPAは様々な評価項目の中の一つに過ぎず、GPAが低くても他で挽回することは可能です。

そのためGPAが低くても、諦めずに出願することはとても大切です。

GPAの評価は先生によって異なる

特にGPAは担当科目の先生によって評価のレベルが異なります。

よくあると思いますが、先生によってはほとんどの学生にAを与えたり、なかなかAをくれなかったりします。

そのため海外の大学院での学生選考でも、GPAがどの程度学生の本当の学力を示しているのか疑問に思われているようです。

もちろんGPAが高いに越したことはありませんが、GPAが低くても諦めずに出願すれば大学によってはGPAをそれほど重視せず、他の点で合格を勝ち取ることができます。

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

最低点が3.5って本当?海外大学院進学に必要なGPAの目安とは 大学院留学を考えているが、GPAが低くて海外の大学院に合格できるか不安に感じている人も多いのではないでしょうか。 ...

できるだけGPAを上げておく

GPAが僕のように低くても留学はできますが、海外大学院留学を希望するならばGPAをできるだけ上げておきましょう。

GPAは高い方が有利ですし、GPAを上げるための努力は留学後に生きてきます。

GPAを上げておくことは海外の大学院に合格するためだけではなく、留学後にも卒業するために必要な学習能力を身につけることができます。

留学後の生活まで見据えるためにもGPAを上げるようにしておきましょう。

GPAの上げ方についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

【GPAが低くても大丈夫】海外留学に必要なGPAを上げる方法 こちらの記事で大学院留学においてGPAが大切であることを書きました。 大学院留学を決意したけれども、GPAをあげるためには...

GPAを上げることのメリット

海外大学院へ留学する際にGPAが高いことは、留学を成功させる際に大切なものです。

しかしGPAを上げておくことで得られるメリットは、そのほかにも2点あります。

  • 勉強する習慣がつく
  • 専門知識をしっかりとつける

普段から勉強する癖がつく

study habit

海外の大学院に留学してわかったことですが、こちらの学生はとても勉強しています。

普段から図書館へ結構埋まっていますし、日常的に課題もたくさんでます。

そのため日本にいたときのように毎日、バイトやサークル・飲み会などのことはできず、とても勉強しています。

課題が多い

現在の授業でも5つ授業すべてで毎週課題が出ていますし、それらは成績にも大いに影響してきます。

もちろん全部の授業で毎日何時間もかかる課題が出されるわけではありませんが、日本の授業に比べて課題が多いのは確かです。

普段から勉強する癖をつけておかないと、これらの課題を毎週終わらせることができず、留学することができても卒業することができません。

そのためしっかりと日本にいる時から、毎日勉強する習慣をつけておきましょう。

毎日、大学の復習をして課題もきちんと提出する

日本の授業は比較的こちらの授業に比べて課題が少ないように感じます。

しかしそこで楽をするのではなく、その分しっかりと授業の復習をし、課題もしっかりと納得のいくものが完成するまで仕上げましょう。

日本の授業ですらこなせないのであれば海外留学をするのはかなり厳しいので、大学の授業も留学準備の一環と考えてしっかりと勉強しましょう。

専門知識が身につく

senpon chishiki

大学で学んだ知識は貴重です。大学で学んだことは、大いに大学院で生きてきます。

そのため大学院でさらなるステップへ進むためにも大学レベルの知識はしっかりと大学にいるうちにつけておきましょう。

普段から勉強をすることでテストが終わった後の定着率も一夜漬けに比べてはるかに高く、次へ活かすことができます。

バックグラウンドとして生きる

僕のように大学から大学院へ進学する際に専門を変えたとしても、自分自身のバックグラウンドとして生きてきます。

僕は、材料工学を学部の時に勉強しましたが、その知識はこちらに来てからも生きています。

他の学生よりも材料に詳しいので、研究テーマが材料の部分に近いことになったり、問題解決に関しても材料の観点から議論することができます。

他の学生に比べて、生物的・化学的知識が不足しているので授業の中で辛いこともありますが、学部時代に材料を研究してよかったと思っています。

同じ内容の授業が出た時に楽

僕は先ほども言ったように材料を専攻していましたが、うちの学科ではMaterial Scienceという授業がありました。

この授業では、金属の結晶構造やポリマーの作成法などを勉強しました。

学部時代の知識のおかげで、ほとんど勉強することなくいい成績をとることができました。

このように学部時代の知識は貴重な財産になりますのでしっかりと勉強しておきましょう。

最後に

GPAは留学を成功させるために大切な要素ではありますが、それがすべてではありません。

他の要素がしっかりしていれば合格することができますので、GPAが低くても諦めずに願書を提出しましょう。

またGPAは海外の大学院に合格するためにも必要ですが、海外留学後にもその中で得た経験が活きてきます。

入学することをゴールとするのではなく、その先も見据えた勉強をするためにも海外留学を決意したその日からGPAを気にして毎日勉強するようにしましょう。

そのような学習習慣や専門知識が大学院留学をより充実したものにしてくれるはずです。

POSTED COMMENT

  1. […] 留学後にも生きるGPAを上げておくメリット 留学の大切な要素として、GPAが… ABOUT ME hirochip 「一度海外で生活してみたい!」「英語力に磨きをかけたい!」そんな夢を抱えてスイスへ留学へ! しかし、高い物価や日々積み重なっていく課題に苦労しながらの留学生活は後悔の連続でした。 読者の方が僕と同じ失敗をしないために、留学先での出来事や留学に至るまでの情報を発信しています! […]

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。