留学先決定法

【留学体験談】理系大学生が海外の大学院へ留学するまでの6つのステップ

大学院留学をしたいけれども何から始めたらいいのかわからない・・。

大学院留学をしたいと考えているけれども、理系の学生がどのように大学院留学の準備をすればいいのか悩むことも多いと思います。

大学院留学と聞くと難しいように聞こえるかもしれませんが、しっかりとした準備をしていけば大学院留学をすることは十分可能です。

そこでスイスの大学院を卒業した僕が、理系学生が大学院留学を成功させるための6つのステップを解説していきます

こちらの記事を読むことで、留学までの準備方法がわかるはずです。ぜひ、留学興味がある方はこちらの記事を読んでみてください。

留学までの6つのステップ

理系学生が海外の大学院から合格を勝ち取るには以下の6つの準備をする必要があります。

  1. 志望校決定
  2. TOEFL/IELTS対策
  3. GRE対策
  4. 志望動機書作成
  5. 推薦状作成
  6. 出願準備

大学院留学をするためには適切な時期に適切な準備をすることで成功する可能性を上げることができます。

志望校決定

大学院留学を決意したときにまず行うべきことが志望校の決定です。

どの大学院に留学したいのか、留学をするためにどのような入学条件があるのかをしっかりと確認してから留学の準備を行いましょう

留学先についての情報は、世界大学院ランキングや留学経験者のブログなど様々な情報源をもとに確認することができます。

留学先をある程度しぼったうえで、志望先の大学院のサイトを確認し、入学条件を確認しましょう。

志望校の決定方法や各大学院の入学条件についてはこちらの記事に詳しく説明していますので、そちらをご確認ください。

TOEFL/IELTS対策

多くの大学院ではTOEFL/IELTSのスコアの提出が必要となっております。

アメリカの大学院ではTOEFL 100点、IELTS 7、イギリスの大学院ではTOEFL 110点、IELTS 7.5があれば、多くの大学院の合格基準を満たすことができます

まずはこのスコアを目標にTOEFL/IELTSの勉強を開始するといいでしょう。

TOEFL/IELTSの勉強をしてみるとわかると思うのですが、このスコアを取得するのは非常に難しく、対策に多くの時間がかかります。

そのため、留学を決意した早い段階でTOEFL/IELTSの勉強を開始し、目標スコアを取れるようにしましょう。

僕が実際に行った勉強方法などについてはこちらの記事で紹介していますので、こちらも参考にしてみてください。

GRE対策

アメリカの大学院ではTOEFLだけではなく、GREのスコアの提出が求められることが多いです。

GREにはGeneralとSubjectがあり、Generalは多くの大学院で求められており、subjectは一部学部で専門性に応じて受験が求められています

GeneralはVerbal Reasoning, Quantitative Reasoning, Analytical Writingの3科目を受験します。

Subjectは大学院の入学条件を確認していただき、必要条件になっている場合はBiology, Chemistry, Literature in English, Mathematics, Physics, Psychologyを受験する必要があります。

受験が必要かどうかは大学院のサイトで確認し、必要な科目を受験するようにしてください。

志望動機書作成

多くの大学院では志望動機書(Statement of Purpose)の提出が求められています。

Statement of Purposeでは今までどのような経験をしてきたのか、大学ではどのような研究をしてきたのか、大学院入学後にどのような研究をしたいと考えているのかなどを書いていく必要があります

志望動機は留学したいと考えている大学院ごとに変える必要がありますので、早い段階から海外大学院について調べておく必要があります。

志望動機書を作成するのは8~9月くらいの時期になりますが、その時期までに大学院や研究室について調べておき、書くべき内容について考えておきましょう。

推薦状作成

受験者の資質や学業成績などを客観的に判断するために海外の大学院では推薦状の提出を求められることが多いです。

一部の大学では2枚の提出のこともありますが、多くの大学院では3枚の推薦状の提出が求められています

推薦状提出において大切なのは「誰に」「何を」推薦状を記載してもらうのかです

理系学生の場合は研究室の指導教官などにお願いするかと思いますが、その際に自分の研究活動や自分の学業成績について書いてもらうことになります。

効果的な推薦状を書いてもらうために、よい成績を取り、熱心に研究活動をしながら大学院留学の準備をするようにしましょう。

また、推薦状の内容を効果的なものにするための方法については、こちらを参考にしてください。

出願準備

大学院留学に必要な書類や準備が整ったらいよいよ海外の大学院へ出願をします。

理系の学生はこの時期、卒業論文などに向けての準備も忙しくなってくる頃かと思いますが、必要な書類や手続きを確認し、出願をしましょう。

出願についてはオンラインで行われるものも多く、必要な書類をpdfにして送付するだけでほとんどの出願は完了します。(成績表の送付などは必要です)

イギリスなどではRolling Admissionなどが採用されていて、出願した順に学生を審査し合格者数が達したら出願を締め切る、という制度になっています

そのため、準備が遅くなると入学条件を十分満たしていても、定員に達していたため合格することができない可能性があることを理解しておきましょう。

大学院留学準備のスケジュールについて

大学院留学の準備のスケジュールをこちらの記事で紹介しています。

スイスの大学院へ留学した僕の事例にはなりますが、これから留学を考えている理系の学生の方は参考にしていただけると幸いです。

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最後に

今回の記事では以下の6つのステップをどのような手順で準備を進めていけばいいのかについて記載していきました。

  1. 志望校決定
  2. TOEFL/IELTS対策
  3. GRE対策
  4. 志望動機書作成
  5. 推薦状作成
  6. 出願準備

それぞれの準備の仕方の詳細についてはリンク先の記事にて説明していますので、必要に応じてそちらの記事も参考にしていただきますようお願いします。

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