大学院留学を考えたときに不安になるのがGPAだと思います。
GPAはすぐに上げることができませんし、すでに低い評価を取ってしまったものを変えることもできません。
GPAが低くて留学を諦めようとしているのであれば、ぜひ一度僕の成績表と見比べてみてください。
僕の成績はあまりよくありませんが、それでも海外の大学院から合格をもらって大学院留学をすることができています。
GPAで諦める前に、「こんな成績でも留学できた事例があるのだから、挑戦してみよう!」と自信を持って欲しいと思います。
前期の成績
こちらが前期のコピーです。可がたくさんあります。
- 優:23単位
- 良:48単位
- 可:44単位
- GPA: 2.82
当時の学生生活
大学入学当初は運動会に所属していており、テニスやバイトばかりをしていて全く勉強していませんでした。
授業に出ていたのも半分くらいで出席を取っていない授業はほとんど出ていません。テストで初めて先生の顔を見るということも多々ありました。
そのような学生生活を送っていたため、当然成績が良くなるはずもなく、ほとんどの授業でギリギリの成績での単位取得/取得不可となっていました。
当時は英語が苦手な学生だった
大学に入学して様々なことを勉強しましたが、なかでも苦手だったのが「英語」でした。
今でこそ英語を日常の中で使っていますが、当時は英語が大の苦手!!
「日本人で日本にいるのになんで英語を話さないといけないの?」と考えている学生で、大学受験のための英語は勉強したもののSpeakingやWritingについては全く勉強をしていませんでした。
上の成績表を見ていたも、英語の成績は「可」(50~64点)しか取れていないことがわかります。
必修の授業ですら「不可」になる
大学1年の必修で「英語一列」という授業があったのですが、その授業でほとんどの学生が確実に単位をとれる比較的簡単な授業でした。
試験自体も教科書の本文をそのまま使うなど、しっかりと準備をしてさえいれば大丈夫な授業でまさかの「不可」を取ってしまいました。
再履修をして分かったのですが、1学年3000人ほどの東大で不可になったのはおよそ100人程度(下位3%)だったようです。
そんな僕でもスイスの大学院に入学し、修士課程を終了できたので、みなさんも十分海外大学院に留学ができると思います。
1年生、2年生に言いたいこと
大学院留学を目指しているのならば、早い段階からしっかりと授業に参加し、英語の勉強をしておくと留学の夢に大きく前進することができます。
早めに準備をすることで英語の試験のTOEFLなどもしっかりと準備することができますし、GPAを高いスコアにして合格可能性を上げることができます。
本当に一流の大学院を目指すのであれば大学の成績をしっかりと上げつつ、様々なことに興味を持って欲しいと思います。
特に教養科目をしっかり勉強することで今後勉強していきたい分野がはっきりとしてくると思うので、できる限り色々な本を読んでみてください。
大学4年間高い意識を保つことは難しいかもしれませんが、適度に遊びつつやるべきことはしっかりとやれるそんなメリハリのある生活を送ると良いでしょう。
本を読むのであれば、kindle Unlimitedがオススメ
大学1年、2年で比較的時間に余裕があるのであれば、様々な方の留学体験記を読んでみるのはいかがでしょうか。
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成績が良くなくても挽回できる
早い段階で大学院留学を意識し、勉強を続けてきた学生はGPAも良くなると思いますが、僕のように前期課程で全く勉強してこなかった学生の皆さんにもまだチャンスがあります。
僕も成績が悪いですが、海外の大学院に合格することができたのは、成績以外のアピールポイントを作れたことにあると思います。
それは僕の場合、学会発表の経験や専門科目での成績という点でした。
GPAは大切な要素ですが、それ以外でも十分挽回できるので諦めずに挽回できる要素を決めてそれに向かって努力をしていきましょう。
特に、僕のように途中から留学を意識して勉強するようになっても十分間に合うということは覚えておいて欲しいです。
後期成績
専門の成績がこちらです。先ほどの前期の時と比べてかなり優が増えたと思います。
- 優:56.5単位
- 良:22.5単位
- 可:6単位
- GPA:3.59
前期課程の反省を生かして
カナダ留学を経て、海外の大学院へ留学したいと考えるようになりました。
そのためにもGPAを上げる必要があると思い、授業に対しても積極的に参加するようにしました。
大学1年のときには全く出席していなかった僕も心を入れ替え、全ての授業に参加するようにし、席も前の方で集中して講義を聞くようにしました。
そのおかげで成績は前期とは見違えるほど上がり、GPAも専門科目においてかなり高い数値を取ることができました。
この経験から日本の大学ではしっかりと課題をこなし、テスト対策を行なっていればいい成績を取れることがわかりました。
日本の大学ならば、しっかりと努力さえすれば優は簡単に取れると思うのでしっかりと授業に出席をして成績を押さえておきましょう。
専門科目が重要
合格基準については内密なので、全くどのように評価されるのかわかりません。
しかし、教養科目よりも専門科目のほうが評価されるという話も聞いたので、専門科目は特に勉強していきましょう。
専門科目は大学院に入学してからも勉強していく内容なので、今後の将来にも大きく関わってきます。。
僕の学部時代の専門は材料工学だったのですが、生命工学に専門を変更した後も、材料についての授業は知っている内容が多く、学部での授業が多いに役に立ちました。
成績をとるためにやったこと
成績をとるためにやったことについてはこちらの記事で詳しく説明しています。ぜひこちらも参考にしてください。
僕がやったことは誰でも真似ができる本当に基本的なことだけだと思っています。
- 授業にしっかりと出る
- 復習をなるべくその日、少なくともその週のうちに行う
- テストの過去問を入手する
- テスト1ヶ月前から計画を立てて勉強する
などです。
言われてみれば本当に当たり前のことなのですが、これらをしっかりと行う事で確実に成績をとることができました。
最後に
決していいとは言えない成績ですが、それでも海外の大学院の合格通知を勝ち取ることができました。
一般的にはGPAは非常に大切な要素で低いと留学ができないと言われていますが、低くても十分留学する可能性があるということを覚えておいてください。
また専門科目の成績の方が、重要ということを聞いたので後半逆転できる可能性も十分あります。
ぜひGPAが低くても諦めず、留学を目指して頑張ってみてください。
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