GPAは海外の大学院において、学生を判断する重要な指標となります。
多くの一流大学に合格する学生は非常に高いGPAを持っていて、GPAが合格するために重要であることが伺えます。
今回はGPAを上げるために日頃からどのようなことに気をつけて勉強をすればいいのか、授業をどのように受ければいいのかについて詳しく説明していきます。
授業の受け方
大学の授業はほとんど予習ができないので、わからない場所を重点的に聞くということはできません。
また授業時間ずっと集中し続けることも不可能なので、とりあえず理解できるところや授業のポイントを重点的に聞くようにしましょう。
実際、授業の内容が難しくて授業中に理解できないことも多々あります。
そのようなときはとりあえず、ノートをしっかりと取っておきましょう。
テスト問題を予測する
授業を受ける上で最も大切なのが、テスト範囲を予測することです。
ほとんどの人が授業の内容を一度で理解することは不可能ですし、授業のスピードで内容や計算を全て追っていくことは非常に困難です。
そのため一生懸命理解するのではなく、ある程度聞き流しつつもテストに出そうなポイントを予測していきましょう。
授業中に先生はテストについて言及することがあります。そのようなテストについての情報を漏らさずノートに書き残しておきましょう。
直接的にテストの話をしていなくても、先生の口調などからどのポイントが重要なのかを理解することは可能です。
その場で理解できなくても、どのあたりの問題が出そうなのかをしっかりと考えながら講義を聞いていくと授業を有意義に使うことができます。
質問はすぐにしない
授業を聞いていてわからないことが出てくることもあります。
その際にすぐに先生に聞いてもいいのですが、すぐに聞くと説明をしていただいてもその説明もわからないことがあります。
まずは一度家に帰ってから復習して、内容を自力で理解し、それでもわからなかったら先生のところへ質問いくようにしましょう。
先生としてもすぐに来られるよりも、時間を置いてから質問に来てもらった方が「この子はしっかりと復習しているのだな」という印象を抱いてくれるかもしれません。
賛否あるとは思いますが、すぐに人に頼るのではなく、まずは自分で考えてみる習慣をつけるようにしましょう。
座席はできるだけ前へ
こちらも当たり前に聞こえてしまうかもしれませんが、座席はできるだけ前へ座りましょう。
前に座るメリットは大きく、3つあります。
- 授業に対する意識が変わる
- 優秀な友達ができる
- 先生に覚えてもらえる
授業に対する意識が変わる
座席を前にすることで、授業を受ける態度を簡単に変えることができます。
後ろの席に座ると、授業に参加しているという意識が薄れてきてしまいますし、先生に当てられる心配がないため、危機感が薄いです。
授業をできるだけ理解しようという意識ではなく、ただノートを取りに来ているだけになってしまうことも多々あります。
まずは授業の意識を変えるためにも、座席の位置を変えましょう。座席の位置を変えるだけで授業の態度が大きく変わります。
優秀な友達ができる
多くの大学生は後ろの席に座りたがり、実際後ろの方では少しうるさかったり、話しかけてくることが多々あります。
しかし、前の席に座っている学生の多くは授業をしっかりと理解しようとしていたり、積極的に参加しようとしていることが多いです。
近くの席の子と簡単な話をするだけでも仲良くなれますし、授業にどうしても参加できないときにお互いに助け合うこともできます。
成績を上げるためにはこのような友達同士の協力も大切で、一緒に勉強を頑張れる友達を見つけましょう。
後ろの席に座っている学生などから時々ノートを頼まれることがありますが、彼らから何かが返ってくることはないので、期待しない方がいいでしょう。
先生に覚えてもらえる
授業中に積極的に授業に参加している姿を見せていると、先生に名前と顔を覚えてもらうことがあります。
もちろんしっかりと勉強をすることが前提ですが、名前を覚えてもらうことができれば、テストで少しくらい点数が悪くても大目に見てもらえるかもしれません。
また、推薦状をお願いするときに先生に名前を覚えてもらっていると、授業態度やテストの成績などについて詳しく書いてもらうことができます。
推薦状につなげるためにも積極的に先生に覚えてもらう努力をしていきましょう。
最後に
授業中にどれほど集中していても、すべての時間集中力を保つことはできません。
また授業内容も専門分野になると、すぐに理解できるものばかりではなく途中で授業の内容がわからなくなることもたくさんあります。
しかし、できるだけ授業中に内容を理解する努力は続けるべきですし、そのためにも前の席に座って授業に積極的に参加する意思を持ちましょう。
また授業内容の他にも先生の口調や時間の使い方からテスト範囲をある程度予測し、テスト勉強の際にそこを中心に復習できるようにしておきましょう。
そのような情報がノートに残っているだけで、復習の効率が大きく変わってきます。