- 推薦状の内容を充実させるための準備を進めたい!
- 推薦状のためのCV/Resumeの書き方がわからない
推薦状の内容を充実したものにするためには推薦者との面談が必要です。
推薦者との面談で、自分自身のことや留学したいと考えている大学院の説明したりします。
そこで必要となるのが、CV/Resumeでこちらの資料をあらかじめ用意しておくと、自分が推薦状に載せてほしいアピールポイントなどが明確に伝わりやすくなります。
しかし、CV/Resumeを書いたことがないという人も多いのではないでしょうか。
この記事では、CV/Resumeの書き方を丁寧に説明していきます。この記事を読めば、推薦状依頼のためのCV/Resumeをどのように書いたらいいのかわかるようになります。
CVとは?
CVとはCurriculum vitaeの略で、氏名・連絡先・学歴などを簡潔に説明するための英文履歴書です。
CVは大学院留学以外にも海外での就職活動の際にも提出する書類であり、自分自身を短い文章で表現することが求められています。
CVは決まった形はありませんが、一般的に使われているテンプレートなどを用いることで求められている情報をもれなく記載することができます。
必要なページ数
CVは先程も記載した通り、短い文章で簡潔に自分自身の経歴などを伝えることが目的なので、長いCVは望ましくありません。
そのため、CVは1-2ページに収めるようにしてください。
ハーバード大学でも1ページ程度のCVを推奨しています。
For most master’s degree candidates, it is typical to have a one page resume. Having a two page resume may send a signal that you’re “overqualified” or otherwise not fitting the mold of a typical candidate for entry to mid-level jobs. Normally two page resumes are acceptable if you are advanced in your career, have years of experience, or have a PhD. For BA/BS, MA/MS, and MBA candidates, a one-page resume is the norm. When in doubt, ask one of the GSAS advisers.
CVに必要な項目
海外の大学院へ出願する際にはCVに以下の5つを必ず記載するようにしてください。
<CVに載せるべき内容>
- 名前・連絡先
- 学歴・職歴
- 研究内容・研究実績
- スキル
- 奨学金
これらは自分自身の経歴を語る上で必須の項目なので、これら5つの項目を箇条書き形式で書いていきます。(詳細は後ほど説明いたします)
CVのフォーマット
引用:Resumes & Cover Letters for Master’s Students
推薦状についてもHarvardのものを真似して作成するのが一番だと思います。必要な項目は網羅されており、また複数のサンプルを用意してくれています。
推薦状の面談にCVが必要な理由
このような疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
しかし、推薦状の面談では「自分を簡潔に伝える」「アピールポイントを伝える」ことが目的なので、CVがあるとより効果的に自分を伝えることができます。
CVを推薦状の面談に持っていくメリットは以下の2点です。
<CVを事前に準備するメリット>
- 自分を簡潔に伝えられる
- 提出するCVと推薦状を一致させられる
自分を簡潔に伝えられる
CVでは自分自身を短い文章で表現することができるので、限られた推薦状の面談で効果的に自分を伝えることができます。
面談でも自分のことをたくさん伝えるとは思いますが、推薦者である教授は全ての内容を覚えていることはほとんどないと思います。
また、推薦状の提出締め切りよりも時間的に余裕がある時期に面談を実施するので、推薦状を書く頃には忘れているということも起こりえます。
しかし、CVでは経歴や研究内容・受賞歴などがまとめられているため、教授が推薦状を記載するときにCVの内容に基づいて書けますし、面談でのメモとしても使えるのが大きなメリットです。
提出するCVと推薦状を一致させられる
また、CVを提出が求められている大学院が多く、CVで書かれている内容と推薦状の内容が一致していると推薦状の信頼性が増します。
特に研究での受賞歴や研究実績などの補足資料として、研究姿勢やプレゼンテーション能力に関するエピソードがあると、自分自身の能力を具体的に伝えることができ、効果的な推薦状になります。
そのため、推薦状を依頼するときにもCVでの内容をベースに推薦状を書いてもらうことをお願いしてみるといいでしょう。
CVの書き方
CVにはさまざまなテンプレートがありますが、出願の際、推薦状の面談の際には以下の5つを必ず記入するようにしてください。
<CVに載せるべき内容>
- 名前・連絡先
- 学歴・職歴
- 研究内容・研究実績
- スキル
- 奨学金
名前・連絡先
自分の名前と所属・メールアドレスを書きます。
メールアドレスはフリーのアドレスよりも大学のメールを使うようにしてください。
学歴
学歴は日本の履歴書と違い、直近の学歴から記載します。
僕の例で言うと
Sep.2015 - Jul.2017 Ecole Polytechnique Federale de Lausanne
Life Science (MSc)
Apr.2010 - Mar.2015 The University of Tokyo
Material Engineering (BA)
というように直近の学歴から書いていきます。
研究内容・研究実績
研究実績ではどのような研究を行なったのか、どのような実績があるのかを詳しく説明します。
特に、理系の学生は留学先で研究員として働くことが求められていることも多く、実験や研究経験を具体的に書くことで自分の能力をアピールすることができます。
学会での発表で表彰されたり、論文を発表したことがあれば、そちらについても詳しく記載しておきましょう。
スキル
スキルの欄では主に3種類のスキルについて書いていきます。
- 言語能力
- コンピューター能力
- 研究能力
言語能力では話せる言語とそのレベル(native/fluent/intermediate/beginner)を具体的に書きます。
コンピューター能力はMicrosoftのOfficeをはじめとして、詳しいコンピュータ言語やアプリケーション(Matlab, Mathematica etc)などについて書きましょう。
研究能力は今まで使用してきた設備や実験器具などを詳細に書き、研究者として十分能力があることをアピールします。
奨学金
海外の大学院では奨学金を持っていると合格率が大きく上がります。
その理由は「奨学金をもらえるくらい優秀な学生であること」と「留学後の生活費を負担する必要がないこと」が明確になるからです。
もしすでに奨学金を受けられることがわかっているのであれば、受け取る予定のある奨学金を具体的に書くようにしてください。
最後に
今回は推薦状の面談で必要になるCVについて、その必要性から書くべき内容について具体的に説明していきました。
推薦状とCVの内容が密接に関わっていることとお互いの内容の信頼性が増しますので、ぜひ面談においてもCVを持っていくようにしましょう。
推薦状を提出する前に英文の添削をすることは非常に重要です!
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