推薦状内容

ケンブリッジ大学が語る推薦状に載せるべき4つの内容

推薦状に何を書いたらいいのか、どのようなことに気をつけて推薦状を書けばいいのか迷う方も多いと思います。

必要なことを書き損なっていたり、必要でないことに多くの文字数を使ったりしていては効果的な推薦状を作り上げることはできません

今回の記事では、ケンブリッジ大学で示されている4つのポイントをもとに、推薦状に載せるべき4つの内容について説明していきます。

こちらの記事を読めば、推薦状に記載すべき必要項目を全て網羅することができるようになります。

推薦状に載せるべき4つのポイント

ケンブリッジ大学が正式に記載している推薦状に載せるべき4つのポイントはこちらの4点です。

  1. 関係性
  2. 経験・達成事項やその他の能力
  3. グループワークや研究能力
  4. 情熱や責任感

The referees should describe:

  • How long they have known you and in what capacity.
  • Their opinion of your experience, achievements, professional interests, and the capabilities which you will bring to the course.
  • Whether they believe you will fit well on a Master’s level course concerned with the built environment and requiring interdisciplinary group work and individual research.
  • Whether they consider you to have the enthusiasm, commitment and determination necessary to complete the course successfully.

https://www.ice.cam.ac.uk/course/mst-interdisciplinary-design-built-environment

関係性

推薦状に載せるべき最初の内容は「学生と教授との関係性」についてです

推薦状を書くうえで、推薦者が学生をどのような立場で推薦しているのかは非常に重要です。

推薦状に記載する上で、以下のことに気をつけながら学生との立場を明確にしていくといいでしょう。

  • どのくらいの期間関わりがあったのか
  • どのような関わりがあったのか

この2つを明確に伝えることで、その後へ続く学生の資質の説明や推薦者として適切であることを効果的に伝えることができます

関係性を説明する上で気をつけるべきポイントについてはこちらの記事でより詳しく説明していますので、気になる方はこちらも合わせて読んでみてください。

【推薦状のポイント解説】教授との関係性を明確にする3つのポイント

また、立場や関係性を説明する際に使えそうな英文についてはこちらで詳しく紹介していますので、そちらも参考にしてください。

 推薦状の導入部で書くべき内容とフレーズを紹介!

経験・達成事項やその他の能力

関係性を記載した後に、受験生の今までの経験や達成事項などについて具体例も含めて記載していく必要があります

先程の関係性から逸脱しないような経験のみを推薦状に記載し、受験生が経験を通じてどのように活躍してきたのか、どのような資質があるのかを紹介します。

注意が必要なのは入学する大学院が求める学生像と一致しているような経験のみを紹介するということです

一般的に求められる資質としては以下の4つです。

  1. 専門性
  2. リーダーシップ/グループワーク能力
  3. 研究能力
  4. 熱意

これらの資質と結びつくエピソードを推薦状で書くようにしましょう。

グループワークや研究能力

こちらで紹介されているグループワークや研究能力については、上で紹介している達成事項と重なる部分が多くあります。

しかし、先程の達成事項や経験の紹介との違いはプロセスを重視しているかどうかです

研究やグループワークの中では結果だけではなく、困難にぶつかった際にどのように対処したのかなどプロセスも重視されます。

そのような研究過程やグループワークの中で直面した困難を乗り越えた経験から受験者の熱意や行動力、リーダーシップなどをアピールすることができます

情熱や責任感

ケンブリッジ大学の書くべき内容には情熱や責任感と記載されていますが、大学が確認したいのは出願する学生がきちんと卒業をして、活躍してくれる人材かどうかです

入学させたものの退学してしまったり、あまり学業に力を入れてくれなかったりするのは大学にとっても好ましくないため、熱心に研究や学業に時間を費やせる学生を求めています。

こちらの情熱や責任感については上で紹介した経験や研究活動などのエピソードを通じて十分伝えることができると考えています。

そのため、こちらについては「このように情熱や責任感を持って行動をすることができるため、XXさんをそちらの大学に推薦します」と記載すれば十分です

最後に

今回はケンブリッジ大学で紹介されていた推薦状に書くべき4つのテーマという内容で、推薦状の内容を確認していきました。

  1. 関係性
  2. 経験・達成事項やその他の能力
  3. グループワークや研究能力
  4. 情熱や責任感

求められている推薦状の内容は大学によってほとんど同じなので、推薦状に載せるべき重要なポイントをしっかりとおさえるどの大学に対しても効果的な推薦状を仕上げることができます。

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