推薦状の依頼

【もう迷わない!】スタンフォード大学発表の適切な推薦者の選び方とは?

海外大学院へ留学したいけれども、推薦状を誰に依頼すればいいのかわからず悩んでいませんか。

実は僕が海外の大学院へ出願する際にも誰に推薦状を依頼したらいいのか迷っていました。

今回の記事では僕と同じように誰に推薦状を依頼したらいいのか悩んでいる方に向けて、誰に推薦状を依頼したらいいのかをまとめていきます。

こちらの記事を読むと推薦状を依頼すべき人がはっきりとわかるようになるので、ぜひこれから留学を考えている人は参考にしてみてください。

スタンフォード大学公式発表 適切な推薦者とは?

スタンフォード大学では推薦状を依頼する際は、依頼する人を慎重に選ぶように書いています。

As you ask for a reference letter, specifically ask if the recommender will write a strong letter on your behalf. Although it will likely be an awkward question to ask directly, it’s much better to find out in advance if they would submit a lukewarm letter.

参考:https://humsci.stanford.edu/prospective-students/guide-getting-grad-school/requesting-recommendation-letters

推薦状を書く人によって推薦状の内容やその信頼性は大きく変わってしまいます。

そのため、適切な社会的立場にいる人に推薦状を依頼し、推薦状の内容が推薦者の社会的信用の元、客観的に受験者である自分を評価している文書であることを示す必要があります

つまり、学校の友人や家族が書いた推薦状は海外の大学院にとっては信用できないものになってしまうので、学校の教授や会社の上司など信頼できる人に推薦状を書いてもらうことが重要だということです。

誰に推薦状を依頼すべきか

では、信頼性のある推薦状を書いてもらうためには、誰に推薦状を書いてもらうべきか?という疑問が浮かんでくるかと思いますが、その答えは先程紹介した記事の中にあります。

推薦状を誰に依頼すべきか悩んでいる方は以下の立場の方から選ぶと良いでしょう。

  • 研究室の指導教員
  • 雇用者や上司
  • ポスドクの研究指導者
  • 学科の教授
  • 学術の指導者
  • 家族や友達
  • 宗教的な指導者
  • 修士/博士課程学生
  • 専門分野と関係の薄い雇用者や上司
  • 専門分野と関係の薄い教授

強いエピソードを書いてくれる人を選ぶ

スタンフォードが示している適切な推薦者の中から、自分の良い成績や行動をよく知り人物を選ぶと良いでしょう。

推薦者の立場も重要ですが、それと同じくらい推薦者と良好な関係が築けていることも重要です

なぜなら、自分が良い成績や行動をしていたとしても推薦状を書く人に伝わっていないと、効果的に自分をアピールできる推薦状にならないからです。

そのため、推薦状を依頼する際には「自分が有力な候補者であることを伝えてくれる関係性を築けているかどうか」で判断するといいと思います。

アピール内容の詳しい書き方などについてはこちらの記事でも解説していますので、そちらも参考にしてください。

【大学院留学志望者必見】推薦状に載せたいアピールポイントが見つかる3つの切り口

推薦状依頼者にあると望ましい資質

推薦状を依頼する人を選ぶ際には以下の二つをもとに選ぶことを説明してきました。

  1. 社会的立場/関係性
  2. アピールエピソードの有無

しかし、(幸運なことに)それでも推薦状を依頼すべき先生や上司がたくさんいて選べないという方は、以下の3つのポイントを中心にさらに良い推薦状を書いてくれそうな方を選びましょう。

  1. 英語が堪能である
  2. 推薦状を書いたことがある/留学経験がある
  3. 時間に余裕がある

英語が堪能である

推薦状をもちろん英語で書く書類であるため、推薦状を依頼するべき方も英語が堪能であることが望ましいです

こちらの記事などでも、自分自身で下書きを書き、先生に依頼する方法を伝えていますが、その場合でも推薦状の下書きに何らかの修正をすることが多いです。

その際にその箇所だけ不自然な英語になってしまうと、海外大学院も不自然に感じてしまうことでしょう。

また、一般的に英語に苦手意識を持っている人ほど推薦状の内容が少なくなってしまうことが多く、その結果推薦状の効果が弱くなってしまう可能性が高くなってしまいます。

そのため、可能な限り英語が得意な先生/上司に推薦状を依頼すると良いでしょう。

推薦状を書いたことがある/留学経験がある

以前推薦状を書いたことがある先生や留学経験(海外大学院の正規留学生としての留学)がある先生がいれば、その方にお願いするのが望ましいです

推薦状の書き方や内容の決定方法などはこちらのサイトで説明しているように様々な注意点があります。

推薦状を書いたことがない方にいきなり推薦状を依頼したとしても、何を書いたらいいのか分からず、推薦状に載せるべき内容を全て網羅することなく提出してしまう可能性があります

なお、推薦状に載せるべき内容はこちらで詳細に説明していますので、内容に不安がある方はこちらの記事も合わせて読んでみてください。

 【海外大学院向け推薦状の書き方】載せるべきポイントと文字数について解説!

以上より、推薦状を以前に書いたことがある方、もしくは自身で留学をされた経験がある方に推薦状を依頼すると効果的な推薦状を書いてくれる可能性が上がるでしょう。

時間的に余裕がある

推薦状を作成するのにも時間がかかりますし、推薦状の依頼フォーマットなどが大学院によって異なることもあるため、提出するのにも時間がかかってしまいます。

複数の海外大学院を受験すると、推薦状の提出だけでも時間が取られてしまいますし、忙しい方だと大学院からの推薦状提出の依頼を見逃してしまう可能性もあります。

忙しいことを理由に断られてしまったという話もよく聞くので、忙しすぎる教授などにどうしても推薦状を依頼する際には出願時期よりもかなり早い段階で推薦状の依頼をしておくといいでしょう

 推薦状の依頼時期は何ヶ月前から?時間的余裕をとった依頼スケジュールとは

最後に

今回はスタンフォードが紹介する推薦者としての適切な立場とそのほかあると望ましい資質について詳しく話していきました。

適切な推薦状依頼者

  • 研究室の指導教員
  • 雇用者や上司
  • ポスドクの研究指導者
  • 学科の教授
  • 学術の指導者

また、その中でもあると望ましい資質についても詳しく説明をさせていただきました。

  1. 英語が堪能である
  2. 推薦状を書いたことがある/留学経験がある
  3. 時間に余裕がある

これらの特徴の踏まえて、推薦状を依頼する人を適切に選んでいただくと効果的な推薦状を提出してくれる可能性が上がります

推薦状の依頼者で悩んでいる方はぜひこちらのやり方で依頼する人を選んでみてください。

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