推薦状において推薦者である教授と学生の関係はとても重要です。
教授が推薦状を書くのに最適な人物であること、学生のことをよく知る人物であることを明確に示さないと推薦状の内容の信憑性がなくなってしまうからです。
しかし、多くの方はどの程度詳しく説明し、どのような点に気をつけて説明したらいいのかがわかっていないように感じます。
ポイントをおさえずに書いてしまうと、重要なポイントを書きそびれて推薦状の信頼性自体が低くなってしまったり、関係性について多くのも文字数を使ってしまう可能性があります。
そのようなミスを避けるためにもこちらの記事では以下の3つに焦点を当てて関係性の説明について解説していきます。
- 自分の立場
- 期間
- 出会いの場
こちらの記事を読めば、推薦状の最初の段落である関係性の説明を明確に書くことができるようになりますので、推薦状の書き方で困っている方はぜひ参考にしてください。
自分の立場
最初に書くべき内容は自分自身の紹介です。
自分が現在どのような立場なのか(指導教員なのか、学部の教授なのか、など)を明確に示す必要があります。
スタンフォードでは以下の立場の人が推薦者として相応しいとしているので、これらに該当することを最初の数文で述べましょう。
- Faculty research mentors (most important reference)
- Employer or supervisor during an internship or job in a field related to your discipline (it’s much better if the employer has a graduate degree)
- Postdoctoral research mentor (if they worked closely with you in your research)
- Faculty instructor (who can comment on more than simply your grade)
- Academic advisor
期間
期間については自分が推薦する学生をよく理解していることを示すために重要です。
推薦状の内容に説得力を持たせるためにも、可能であれば1年以上はお付き合いのある先生に推薦状を書いてもらうのがいいと思います。
I have know him since 2016, second semester as an undergraduate student in our department.
こちらのように明確にいつから知っているのかを明記した方が、推薦者として相応しいことがわかりやすくなります。
出会いの場
関係性や出会いの場が今回紹介する3つの中では1番重要で、受験生のどのような能力を見てきたのかを説明する前提になります。
よくある関係性の説明としては、「指導教員として彼の研究に対する姿勢を見てきた」「学部時代に彼が私のAとBの授業を受けていて、高い学習意欲があり、優秀な成績を取ったのでよく覚えている」などがあります。
先生と学生の関係性や立場をもとに推薦状の内容が決まりますので、アピールしたい内容と一致するような関係性の説明を行いましょう。
指導教員という立場で、学生の研究能力を紹介する。
学部長という立場で、学生の学業成績や専門性を紹介する。
指導教員という立場で、学生の課外活動について紹介する。
研究室の先輩(ポスドク)という立場で、学業成績について紹介する。
最後に
今回の記事では推薦状の導入部分にあたる教授との関係性を説明する際に載せておくべき3つのポイントについて詳しく説明していきました。
- 自分の立場
- 期間
- 出会いの場
教授との関係性は推薦状の導入部分であり、その後の推薦状の内容をより理解してもらうためにも非常に大切な箇所となっています。
3つのポイントを漏れなく記述し、効果的な推薦状に仕上げていきましょう。
推薦状を提出する前に英文の添削をすることは非常に重要です!
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